くさび式本立て、ほか入荷

秋の行楽日和ですね。こういう時こそ、どこにも出かけずに猫とゴロゴロしたいものです。以下、今日までに入荷分です。





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1964年(昭和39年)発売のヤシカハーフ17。






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伸縮自在、首振り自在な小技の効いた電気スタンド。

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ぐーんと伸びます。






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電動ミキサー。美品です。

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東芝製。






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電気コンロ。

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日立製で火力は3段階調節可。

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絶妙な形と大きさのアルマイトやかん。






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秤。

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最小目盛りは5グラム。1?まで量れます。







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有田焼のたばこセット。

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リアル柿の灰皿。

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ヘタが外れて蓋物になっています。左手前の渋柿状のものはマッチ立て。至れり尽くせり。






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戦前の建具。寸法は横幅74センチ、縦幅173センチ。

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カギ。先日おばさま方がこれを見て「可愛くなーい?玄関にしたらよくなーい?」と言ってましたが、玄関には向きません。

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上は透明のダイヤガラス。

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下は珍しい紫のダイヤガラス。大正くらいまでは色付きプレスガラスも建具に使われていましたが、とても趣があり綺麗です。








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ミニマムな栓抜き一体型の缶切り。






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マルティグラスの小鳥型一輪差し。






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マルティグラスの小鳥型置物。共に胸の部分にぼかしが入っていて愛らしいです。ペーパーウエイトにも。





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ガラスのベル。





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マルティグラスのエンゼルフィッシュ型?置物。

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むっちりつるりのマルティグラス、福岡は地場ですが他県の方には珍しいようでおみやげに購入される方も多いです。








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その小ささに反してすごく重たい文鎮。大人の書道には、小学生が使っているような銀色の棒状のものではなくて少し洒落たものを使いたいですね。






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1964年(昭和39年)製の蛍光灯電気行灯(あんどん)。

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昔の電気スタンドと同様にコンバーターが入っていませんので、最初は紐を少し長めに引っぱります。せっかちな現代人には向きませんが、家電と心をあわせて共同作業で点灯させるような面白さがあります。

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もう一度引くとオレンジの豆球が点灯。夜の枕もとにも。

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日立製。






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小ぶりな、くさび式本立て。

「くさび」とは、V字型の木製部品などを打ち込む形状のものを指しますが、これは原始的な手法にもかかわらず、物を割る、物と物の結合を強固にするという相反する二つの役目を果たします。もちろん本立てに使われる場合は後者の意味合いです。またこの形状の本立ては力をかけたときにゆらゆらすることがありますが、全体で揺れを吸収するので意外と丈夫です。長く使っているとくさびが摩耗してゆるくなってきますが、これはまたくさびを作りかえれば長く使えます。

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チューリップの細工。かなり小ぶりなので文庫専用本棚や、子どもの絵本専用本棚としても。子ども用の家具も、間にあわせで安い合板のものを使うのではなく天然木のものを使わせたいものです。合板のものはほとんど汚れていないといっても用済みになったときに貰ってくれる人を探すのは一苦労です。経年しても価値の摩耗しない天然木家具だと次に必要だと思ってくれる人に譲ることができます。


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