縦長ガラスケースとパンケースほか入荷

今月もとうとう夫は休みなし。来月も前半はすでに仕事の予定があり無休決定。古道具屋の店主なんてただ座ってるだけで楽そうに見えるかもしれませんが意外と忙しいものです。以下、昨日の休みを棒に振って土砂降りの中仕上げた商品、本日入荷です。




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小ぶりな縦長のガラスケース。この小ぶりな、というところがポイントです。ほんの数センチの差ですが、キュッと締った印象で姿が良いのです。

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天板もガラスで採光もよし。棚板3枚の4段で収納力もあります。

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全体の木調がワントーンで落ち着いた印象です。

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引き手。ガラスケースに限らないのですが、家具類の引き手を引っぱる時(開けるとき)には必ず両手で。左手は本体を押さえ、右手で引き手を引きましょう。あたりまえのことのようで、現行品の家具を使い慣れた人にはできないしぐさのようです。







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ガラスパンケース。なぜゆえにこの脚なし横長タイプのガラスケースをパンケースと呼ぶのか…慣例だから。

現行品で見かけるのは、木枠がステンレスになった同じくらいのガラスケースを病院、役所、学校の食堂などの売店で見かけますね。おばちゃんが内側に立ってて、外から商品を選んだら内側の引き戸を開けて中身をとってくれる、というスタイルの販売形式をとっているときに使われます。たいていは菓子パンやお菓子類がはいっていますね。昔の木枠タイプのガラスケースを置いている個人商店はほとんどが、イケダパンとかの看板を掲げた食料品店が多いです。よってやはり原型はパンを販売するためのショーケースなので、パンケースなんだと思います。

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もちろん上からのぞくことができる天板ガラス仕様。

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背面が引き戸。








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たっぷり幅のある優雅な文机。

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ゆったり広々。

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右側に引き出し3段。真中と左側にひとつずつ。

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引き出し前面が美しいマーブルの木調。材質は桜のようです。つまみも木製。上等です。

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脚の弧を描いたアールが優雅な雰囲気を醸します。






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セルロイドお粉入れ。

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夏場は欠かせないのです。天花粉。今はテンカフンっていわないのかしら?






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本べっ甲の携帯靴べら。贅沢。
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