「風呂敷&扇子」まつり

これからの季節に欠かせないお扇子。これを持っているか否かで外出時の安心感が違います。昨今は若い男女も所持率が上がってきているようで、よい傾向ですね。お値段も素材もピンからキリまであるお扇子。どんな扇子を持つかであなたのセンスも問われます。


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さて問題です。これらの扇子に共通するものは何でしょう?

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答え。NISSAN。

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日産です。





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のどかなドライブ、の扇子。

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都会的なドライブ、の扇子。

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みんなで海水浴、の扇子。

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水彩画調の山々に車だけ写実的、の扇子。


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森の中でピクニック、の扇子。

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車に関係ない魚、の扇子。

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と思わせておいて、ニッサン・ダットサン・オースチンの扇子。









そして、風呂敷。個人的にお扇子と風呂敷は外出時に忘れると不安になります。風呂敷は特に何でも使えてすごく便利。風呂敷を辞書で引いてみると、「風呂に入る時に衣類を包んでおき、湯から上がった時には足をぬぐうのに用いた布」とあります。これは銭湯が当たり前の時代には欠かせないものであったでしょうし、現在着物で銭湯に行くときも非常に役に立ちます。自分以外の人間が着物で銭湯に居るのを見かけたことはないけれどね。

また風呂敷頭巾、ふろしきぼっち(風呂敷帽子)などそのまま被ってしまうという野趣あふれる使い方から、進物用のお菓子などを包むなどオーソドックスな使い方まで幅広い用途をもつこの布を使わない手はありません。

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おしゃれ風呂敷いろいろ。




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サイケデリック風呂敷。



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ピンクと白の市松柄が斬新な高島屋風呂敷。



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現代ものと比べても遜色ないモダンデザインの綿風呂敷。

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ピエールカルダンとのコラボで納得の伊勢丹風呂敷。



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モダン絵画のような風呂敷。

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伊勢丹オリジナル。




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色合いがね、すごく洒落てます。

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老舗デパートは各社こぞってオリジナル風呂敷を売ってた時代もあったのだけれど、どうやら伊勢丹は突出してこの手のデザインが得意らしい。三越なんかは重厚な鬼しぼの縮緬で柄も友禅でコテコテに和風です。しかしそれだけデパートに個性があったことが素晴らしいと思う。今は似たり寄ったりの商品構成でつまらない。




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茶系の風呂敷、3種。

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滑らかな光沢はデザインを選べばスカーフのようにも使えます。

今は風呂敷といえばナイロン製のものが大半だと思う。一見正絹のようでもタグを見るとナイロンのものも多い。個人的にはいかにもナイロン製のテロテロの質感も好きです。しっかり包むことを目的にするなら綿のものが一番ですが、特に大判のものは一枚あると非常に便利。とくに宅配で着物を送る時などは木綿の風呂敷で包むと中で滑らずに持ち運べるのでしわが格段に減ります。

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風呂敷と言われないとわからないくらいに洒落たデザインのものもあります。

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これは松葉と文字を意匠化した風呂敷。


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ナイロンで古典的な松、の風呂敷。

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でも日産。扇子と風呂敷を日産で揃えるのも一興かと。誰か気づいてくれるかしら?
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