こけしまつり

寒いですね。すっかり冬らしくなってきました。ひさびさに、こけしを中心に小さきものたち入荷してます。





DSC04835.jpg
こけし初心者の方には、ぜひモダンなシルエットこけしを。玄関に並べても、こけしと気付かずに北欧系雑貨だと勘違いしてくれること間違いなし。





DSC04839.jpg
少しこけしに目が慣れてきた方には、くろんぼこけしを。地方色が薄く愛らしい雰囲気です。




DSC04868.jpg
こけしは2体がセットになった夫婦物も多いのですが、これらのメリットは配置によってその時々で違った会話をしているように見えることです。親子や夫婦に見えたり、仲良しに見えたり仲が悪そうに見えたり・・と気分によって変えられます。

DSC04869.jpg
360度かわいいのです。






DSC04888.jpg
こけしを飾るにおいて大切なのはお掃除です。こまめにホコリをとってあげないと小さな細工にホコリがたまってしまい途端に所帯じみてしまいます。お掃除するときにコテっと倒れてしまうのが嫌な人には台付の安定したものがおすすめです。






DSC04882.jpg
温泉地お土産物つながりで磁器人形。一見マイセンかと思いますが、別府♨温泉マークまでついています。チュール部分など、戦前のみやげものはクオリティー高過ぎ。






DSC04867.jpg
飛んで海外土産物。マーライオン。手乗りのミニサイズです。





DSC04871.jpg
小さな小さな壺たち。

DSC04875.jpg
壺2。

DSC04876.jpg
壺3。






DSC04877.jpg
前のめりの小さなニワトリ。





DSC04870.jpg
カメさん2匹。甲羅に模様がないほうはスッポンでしょうか。





DSC04885.jpg
ペンギン親子。フロッキーです。




DSC04887.jpg
マリア様と日光の眠り猫。






DSC04886.jpg
木製の小さき者たちとガラスのアヒル。





DSC04890.jpg
ゾウさんたちの群れ。この小さく長いガラスの鼻がよくぞ今まで折れずに来たことに感謝。






DSC04892.jpg
塩と

DSC04893.jpg
胡椒入れ。

DSC04895.jpg
穴の数が違うところがよい。






ところで、こけしと言われて一般的に思い浮かべるのは「鳴子」のこけしでしょう。素朴な日本童のこけしも大変にいいものです。宮城県鳴子温泉こけし通りの某こけし店の古いしおりから以下抜粋。

<鳴子こけしは手も足もない木人形ですがそれでいて心憎いまでに簡素で清純そのものと言いたいほどの美しさを持ち、ともすれば曇りがちな私共の童心を・・・幼き日の夢を静かにゆりさましてくれます。多忙に明け暮れる日々、静かに話しかけ、慰めてくれるこけし・・・をと思って、一生懸命励んでおります。いついつまでもご愛用くださいますようお願い申し上げます。>

ここまで心をこめて作られたものもそうそうありません。みなさま、こけしをおひとつ愛玩してみてはいかがでしょうか。
関連記事