2009/09/29
シルバークイーンの話
当店では今年初顔のストーブです。おそらく最初で最後だと・・・。
かなりインパクトのあるアラジン社のシルバークイーン。
アラジンはおなじみの対流型のブルーフレームだけではなく、こんな反射型のものもあるんですね。一部のストーブ好きの男性にはとても人気のあるものですが、女子にはわかりづらい魅力です。

反射型の名の通り、後ろの反射板で反射された熱が前面にブワーっと放出されるわけです。対流型のブルーフレームとはお部屋の暖まり方が異なります。背面には熱が伝わらないので壁に寄せて使うことができます。しかもマッチいらずのワンタッチ着火なので楽です。

去年はパーフェクションで魚を焼いて大変なことになってしまったお客様がいらっしゃいましたが、反射型のタイプなら、お芋やお餅は焼けます。どんどん焼けます。

このシルバークイーン、とても重い。灯油を入れてないのに重い。灯油を入れたらとても持てたものじゃありません。だから背面にくっついている灯油タンクは取り外しができます。2筒ありますので暖かさも2倍。一般的な日本の反射型ストーブと比べると格段に暖かいです。点火後の暖まり方の早さも秀逸です。

もちろん芯は新品に交換済みです。ほかに類を見ない個性的なストーブですが、いったんハマるとどっぷりその魅力に取りつかれてしまいます。どうぞ気をつけて。