アラジンストーブのしん上下不良修理

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アラジンストーブの芯が上がらない原因は、芯の固着とノブの空回りです。今回は、アラジンシリーズ16・25・32・37をお使いの方で、芯上下ハンドル(つまみ・ノブ)は回るけど芯が上がらない場合についてご説明します。
これは、芯上下ハンドルの先端の歯車が摩耗し空回りしてしまうことが原因です。大半は自然な摩耗でなく芯が固着しているにもかかわらず無理に芯上下ハンドルを回してしまうことで起こります。

*芯上下ハンドルの空回り修理は、アラジンストーブの年代によって料金が変わります。シリーズ15(15型)の場合の料金はこちらをご覧ください。

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まず、シリーズ16〜37(16型〜37型)において、芯上下ハンドルとはこの水色の矢印の部分です。


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シリーズ16にはこのような赤ノブと呼ばれるタイプのものもありますが、内部構造はシリーズ16〜37まで同じです。


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芯上下ハンドルの先にシャフトと歯車がついた構造になっています。


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シャフトの半分と歯車はタンクの中に隠れています。水色の矢印部分が、歯車の場所。


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シャフトおよび歯車の交換。ビフォー、アフターです。


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左が摩耗した歯車、右が新品の歯車。


この歯車およびシャフトの部品は、現在国内外でも製造されていません。そのため弊店では工場に別注して作成しています。シャフトおよび歯車交換は、基本整備料金にプラス8500円(税込)にて承っております。修理のご依頼はこちらをご覧ください。


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