アラジン15型しん上下不良修理

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アラジンストーブの芯が上がらない原因は、芯の固着とノブの空回りです。今回は、アラジンシリーズ15(15型)において、芯上下ハンドル(つまみ・ノブ)は回るけど芯が上がらない場合についてご説明します。
これは、芯上下ハンドル内部のネジが摩耗し空回りしてしまうことが原因です。大半は自然な摩耗でなく芯が固着しているにもかかわらず無理に芯上下ハンドルを回してしまうことで起こります。芯上下ハンドルの空回り修理は、アラジンストーブの年代によって料金が変わります。シリーズ16・25・32・37の場合の料金はこちらをご覧ください。


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芯上下ハンドル(ウィックレギュレーター)とは、この黒い矢印のノブ(つまみ)のことです。


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このような八角ノブもあります。


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この芯上下ハンドルの内部がどうなっているかというと、水色の矢印部分のようなネジになっています。このネジが摩耗してくると、ガタついたり軋み音がしてきます。そしてさらに摩耗が進むと芯が上がらなくなるわけです。従ってこのネジを新しいものに交換します。


P_20230814_081805 (1)左が新しいネジ。右が古いネジ。


この内部ネジ部品は、現在国内外でも製造されていません。そのため弊店では工場に別注して作成しています。芯上下ハンドル内部のネジ交換は、基本整備料金にプラス12000円(税込)にて承っております。修理のご依頼はこちらをご覧ください。






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