



まずは、アラジンストーブ15型スタンダード。本体の色はグリーンです。覗き窓はひとつで、脚が本体と同じ色に塗装されています。60年ほど前のイギリス製の輸入品ですので日本語の注意書きなどもなく随分とシンプルです。
全部品の分解洗浄、タンク洗浄、オーバーホール済みです。15型の場合、大抵傷んでいるチムニークリップのバネを交換していますので、スムーズにお使いいただけます。また燃料計のレンズも茶色く変色してほぼ見えない状態になっていましたのでこれも交換。もちろんマイカと芯も新品に交換済み。
同じくアラジンストーブ15型のデラックス。本体の色はアイボリー。デラックスというだけあって覗き窓がふたつ。両側にあります。脚はクロームメッキ。こちらにはオリジナルの置き皿も付属します。
こちらもスタンダードと同じく傷んでいたチムニークリップのバネ、燃料計のレンズ、マイカと芯は新品に交換してオーバーホール済み。タンクの塗装が摩耗して一部真鍮色が垣間見えます。経年感が貫禄として様になるのも15型という完成されたデザインならでは。
近頃では燃焼筒をガラスに交換した物など、純正でない部品でカスタマイズして使うのが一部で流行しているようですが、ガラスチムニーは安全性を保証できませんので全くおすすめできません。どうかご安全に。
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