漆の器もろもろ入荷

DSC02072.jpeg恐ろしいことに、あと7週間でお正月。明治期の美しい漆のうつわがもろもろ入荷しています。
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まずは輪島塗の蓋付椀から。外側は羊羹色、中は黒に金蒔絵です。蓋には、桐の花と意匠化された万寿菊。蓋を取ると、シンプルに万寿菊が一輪だけ目に入ります。さらに取った蓋を裏返すと、趣を変えた桐の花と多弁の菊。

本来は茶席の菓子椀として作られたものですが、使う人の導線に沿った緩急のあるデザインです。全部で20客あります。


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同じく輪島塗の蓋付椀。ごく細かな筋引きが入っています。椀自体も驚くほどの薄さに挽いてありますが、さらにその上に千筋です。外観は木目を生かした薄い漆がけで素朴にも見える椀ですが、蓋をとると見込みに桐の花、蓋の裏側には見事な鳳凰。ふっくらと厚みのある蒔絵は今にも飛び立ちそうな生命感あふれるものです。

是非お手にとってご覧くださいませ。その軽さに驚かれることでしょう。こちらも20客ございます。


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一風変わった形状の木地呂塗蓋付椀。10客揃い。高台がなく厚みのある器で、蓋物と言ったほうが良いかもしれません。滴るような艶の外観。見込みは漆黒の艶漆。蓋を返すと目の覚めるような朱。そこへ沈黒で描かれた鳥。むくむくとした姿で群れて飛ぶのは千鳥でしょうか。なんとも驚きのあるうつわです。


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まるでべっ甲のような艶の木地呂塗一口吸物椀。見込みは黒漆塗り。10客揃い。


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少し高台のある10cmほどの漆皿。外側は木地呂塗、見込みは黒漆に沈金と沈黒で桔梗と藤の花があしらわれています。


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黒と朱の脚付き膳。膳としても重箱の台座としても使いでのあるものです。我が家では猫の飯台にしています。


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宮内庁御用達、山田平安堂の五色椀。ごくシンプルな椀ですが、色漆で5色に塗られています。よく見ると根来風に下塗りの色が透けて見える小粋なものです。


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25cmほどの欅のくり抜き盆。木目を生かした拭き漆仕上げ。


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くっきりとした松の緑色の漆塗りの小皿。7cmほど。20枚あります。


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蓋付煮物椀。蓋には源氏香、見込みは無地で蓋の裏に蛤。鳥籠が螺鈿で象嵌してあり、凝った作りの椀です。


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朱塗の箱に入った灰落とし。たち吉の製品です。現在のたち吉はもう別物の会社になってしまいましたが、もともとは京都で1752年に創業の陶磁器販売の老舗です。バブルが弾ける前は、他にはない京都らしい小洒落た器を扱っていました。当時のショップカードからも洗練された雰囲気が伝わってくると思います。


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春慶塗りの手提げ盆。


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香川漆器のくりぬき皿。木地は栃を使い、拭き漆で仕上げてあります。木の味わいそのままで温かみのある漆器です。焼きたてのパンにも合いそう。


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琉球漆器にルーツを持つ宮崎漆器の手塩皿。ハイビスカスの堆錦(ついきん)が美しい漆器です。デッドストック品。15cmと9cmの2種類あります。


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近年物の輪島塗菊蒔絵椀。蓋の裏側に菊の葉が柄つづきで描かれています。未使用のデッドストック品で5客揃い。


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鶴亀松竹梅とおめでたい物づくしの小盃。外側が朱塗りで見込みは艶消しマットな黄金色。


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山中塗の三つ組入れ子椀。一人暮らしならこれだけでもなんとかなりそう。


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限りなくベーシックな椀。木目を生かした木地呂塗りです。木地にある程度厚みがあって蓋もないのでごく日常の飯碗、汁椀としてどうぞ。木の器の良さをしみじみ感じられる漆器です。


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松ぼっくりの蒔絵が愛らしい蓋付椀。


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輪島塗の花器。お正月の松や葉牡丹は洋風なガラスの花器には合わせづらいものです。竹細工やこういった塗り物の花活けがひとつあると便利です。




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2色の竹籤で編んだ果物籠。


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10cmほどの小さな葛籠(つづら)。小物入れや裁縫箱に。手仕事が希少になった今、床飾りにしても美しいものです。




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