鴛鴦(おしどり)なのか雁(がん)なのか判然としないのですが、雁も愛情深い夫婦雁(めおとかり)として有名な逸話のある雁塔(がんとう)が大阪の四條畷市にあります。いずれにしろ夫婦仲の良いとされる鳥です。現在でも土産物屋にはカラフルに彩色されたウエディングダックが売られていますが、彩色なしの素朴な木彫は味わいがあります。
アラビア数字でなく漢字表記の木製温度計。
英国製アンティークの伸びーる単眼望遠鏡。これさえあればどこでも誰でもカリブの海賊。
こちらも英国製アンティークの砂時計。100年以上も3分を測ってきた砂時計だと思うと、いつものラーメンもより美味しくなりそうです。
折りたたみできる小さな鋏。
錆の塊を装ってはいますが、刃先は錆びておらず普通のハサミ。柄のボロボロ感はあえてデザインなのだと思います。村上龍の小説に出てくるホームレスを装おう謎の男ヤザキ、みたいな感じです。
ガラスの拳銃。ピストル型の金平糖容器です。なぜに金平糖を拳銃に入れなければならないのかと言った疑問は置いておくとして、深い青がとても美しいものです。
馬の置物。金属製で彩色があった様ですがだいぶ剥落しています。たてがみのないつるりとした小型の馬で、すでに絶滅した種子島の在来馬、ウシウマを彷彿とさせます。
てんとう虫のブリキの玩具。コロコロすると手がワシワシします。
馬の栓抜き。経年のせいか初めからなのか、ゴールド、シルバー、ブロンズの3色が津軽塗りの様なだんだら模様になっていて意外な美しさ。
ゴルファーのついたペーパーナイフ。何気ない記念品でも1962年だと60年前ですか…なんでも形に残しておくものだなぁと思います。
阿弥陀様の御尊手、摂取不捨印(せっしゅふしゃいん)。摂取不捨とは、仏様がどのような生き物でも見捨てることなく救ってくださるということです。なんとありがたいおててでしょう。
12cmほどのミニ女体像。よくある栓抜きかと思いきや、右手がちょっとえぐれたようになっています。吸いかけのタバコでも支えてくれるのでしょうか…
鉄製の水平器。なんとはなしに美しい造形だなと思います。
アンティークスプーンやらもろもろ。銀製のもそうでないものもいろいろ。たしか42本…
犬の持ち手のステッキ。
なかなか賢そうな顔をしています。
木製カバのホッチキス。
牙が可愛すぎる。
鉄人28号のプラスチック製ペンケース。鉄人は青ですけれど、あえて青を使わずに黄と赤を配色したデザインがニクイなと思った次第です。
ブリキのコルク銃。子供のおもちゃにしては随分と渋い絵柄です。
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