奠雁ほか入荷

DSC01323.jpeg
韓国の奠雁(てんがん)。奠とは神仏に供えるもの。つまり御供物の雁。李氏朝鮮時代(1392〜1897)の伝統的な婚礼の儀式に用いられる木彫の雁です。
DSC01326.jpeg
鴛鴦(おしどり)なのか雁(がん)なのか判然としないのですが、雁も愛情深い夫婦雁(めおとかり)として有名な逸話のある雁塔(がんとう)が大阪の四條畷市にあります。いずれにしろ夫婦仲の良いとされる鳥です。現在でも土産物屋にはカラフルに彩色されたウエディングダックが売られていますが、彩色なしの素朴な木彫は味わいがあります。


DSC01363.jpegDSC01364.jpeg
アラビア数字でなく漢字表記の木製温度計。


DSC01355.jpegDSC01357.jpeg
英国製アンティークの伸びーる単眼望遠鏡。これさえあればどこでも誰でもカリブの海賊。


DSC01361.jpeg
こちらも英国製アンティークの砂時計。100年以上も3分を測ってきた砂時計だと思うと、いつものラーメンもより美味しくなりそうです。


DSC01372.jpegDSC01371.jpeg
折りたたみできる小さな鋏。


DSC01374.jpegDSC01375.jpeg
錆の塊を装ってはいますが、刃先は錆びておらず普通のハサミ。柄のボロボロ感はあえてデザインなのだと思います。村上龍の小説に出てくるホームレスを装おう謎の男ヤザキ、みたいな感じです。


DSC01377.jpeg
ガラスの拳銃。ピストル型の金平糖容器です。なぜに金平糖を拳銃に入れなければならないのかと言った疑問は置いておくとして、深い青がとても美しいものです。


DSC01378.jpeg
馬の置物。金属製で彩色があった様ですがだいぶ剥落しています。たてがみのないつるりとした小型の馬で、すでに絶滅した種子島の在来馬、ウシウマを彷彿とさせます。


DSC01383.jpegDSC01386.jpeg
てんとう虫のブリキの玩具。コロコロすると手がワシワシします。


DSC01387.jpeg
馬の栓抜き。経年のせいか初めからなのか、ゴールド、シルバー、ブロンズの3色が津軽塗りの様なだんだら模様になっていて意外な美しさ。


DSC01388.jpegDSC01389.jpegDSC01390.jpeg
ゴルファーのついたペーパーナイフ。何気ない記念品でも1962年だと60年前ですか…なんでも形に残しておくものだなぁと思います。


DSC01391.jpegDSC01392.jpeg
阿弥陀様の御尊手、摂取不捨印(せっしゅふしゃいん)。摂取不捨とは、仏様がどのような生き物でも見捨てることなく救ってくださるということです。なんとありがたいおててでしょう。


DSC01393.jpegDSC01394.jpeg
12cmほどのミニ女体像。よくある栓抜きかと思いきや、右手がちょっとえぐれたようになっています。吸いかけのタバコでも支えてくれるのでしょうか…


DSC01395.jpeg
鉄製の水平器。なんとはなしに美しい造形だなと思います。


DSC01396.jpegDSC01398.jpegDSC01397.jpegDSC01399.jpeg
アンティークスプーンやらもろもろ。銀製のもそうでないものもいろいろ。たしか42本…


DSC01436.jpegDSC01438.jpeg
犬の持ち手のステッキ。
なかなか賢そうな顔をしています。


DSC01442.jpeg
木製カバのホッチキス。
牙が可愛すぎる。


DSC01443.jpeg
鉄人28号のプラスチック製ペンケース。鉄人は青ですけれど、あえて青を使わずに黄と赤を配色したデザインがニクイなと思った次第です。


DSC01446.jpegDSC01444.jpeg
ブリキのコルク銃。子供のおもちゃにしては随分と渋い絵柄です。




関連記事