アラジンストーブの修理と整備、15型デラックス編。

本日のストーブは、アラジンの15型デラックス。覗き窓が両側にあるタイプです。これは2011年の消費生活用品安全法が施行される前に弊店でお買い上げ頂いたストーブです。


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3年ほど使っていなかったそうですが…結構状態は悪いですね。マイカは何かにぶつけたりすると屈折して中がよく見えなくなりますから気をつけてください。タンクも凹んでますしね。

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中もこの通り。ススとタール状の汚れがべったり。ペットを飼ってておられるようで、案の定筒の中には動物の毛。

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タンク内には黄色く変色した古い灯油。右の写真はタンクの底側ですが、ペットの毛に給油時の灯油の漏れたものがくっついて焦げています。給油時に灯油が垂れたら、雑巾などでこまめに拭いてくださいね。ポリタンクの横にでも専用の雑巾を置いておくとお掃除が楽です。


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全てのパーツを分解して洗浄。タンク内も特殊な薬剤で洗浄。そしてマイカと芯は新品に交換。


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再度組み立てて、完成。正常燃焼です。今回の整備代金は合計で12300円です。日頃こまめにお掃除してくださればここまで汚れることもないので、ぜひ芯回りのホコリ取りと外観の拭き掃除は習慣化していただきたいです…




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