石油ストーブの修理と整備、ニッセン編。

立冬を過ぎたものの、まだまだ日中は暖かい日が続いております。15日の水曜日からぐっと寒くなるそうですが…本日は、ニッセンの石油ストーブKS-5の整備についてのご紹介です。



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ヤフーオークションでお求めになったそうで、外側は綺麗にしてあります。逆に綺麗に見える物ですから、下手したらこのまま使ってしまう人もいるかもしれません。

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ほやの内側が真っ黒ですからススがかなりでてます。不完全燃焼してます。

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これも一見綺麗なようで…ホヤ受けの中の、ホヤ受け網にホコリがびっしりと付着してます。

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タンク内にも灯油が残ってましたので、出してみましたら案の定茶色く変色してますので、数年間は使われないまま置いてあったようです。こうなるといくら芯の残量があっても古い灯油を吸って駄目になってますので、タンク洗浄と芯交換が必須になります。

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バラバラに分解して全ての部品を洗浄。タンク内も特殊な薬剤で洗浄。

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芯を新しくして組み立てれば仕上がり。表面的にはさほど変わりませんが、買ったままの状態では使えません。もし新しい灯油を足して使ったりすればかなりの異臭とともに真っ黒いススでお部屋も真っ黒になります。

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ニッセンはアラジンと違って正常燃焼時でも炎がオレンジなので、正常に燃焼しているかどうかは匂いやススの状態で判断します。


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ホヤの中が琺瑯のクリーム色である方が正常です。ススが出ていれば、不完全燃焼燃焼しているということになりますので、お手入れが必要です。最初は少しずつススも出てくるので、いつのまにかお部屋の四隅がうっすらとすすけてきていたら注意です。どうぞ石油機器技術管理士のメンテナンスを受けてください。


あと最近気になること…
キャンプに対流式の石油ストーブを持っていくという方が多いですね。キャンプ自体が流行であるのでしょうけど、どうやらインフルエンサー的なひとがSNSなどでアラジンやニッセンの石油ストーブをキャンプで使っているのを紹介しているそうですね。SNS映えするのかもしれませんが、個人的にはお勧めできません。まずこの手の家庭用の対流式ストーブは屋内で使うことを前提として作られているので屋外には向きません。アラジンなどは特に風が吹くとまったく使えません。しかも対流式のストーブは反射式と違い、真上に向かってかなりの熱を出しますのでタープなどの下で使うととても危険です。どうか事故が起きませんように…




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