柏木工のウインザー椅子、ほか入荷。

春の雨らしい、といいますか。雨なのにモヤモヤと暖かい日です。以下、先週までの入荷分です。





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一見子供の絵のような陽気なデザインですが、ジョージ・ソーデンは80年代アートを代表するデザイナーであります。イタリアの伝説的なデザイン集団「Memphis」の一員でありその発想は「◯◯とはこうあるべき」といった固定観念を打ち破る自由さに溢れていました。ちょうど音楽界におけるDavid Bowieの姿と重なります。なみなみと注いだ牛乳を飲みたくなるコップです。デッドストック。





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SEIKOSHAの目ざまし時計。昭和30年ごろのもので1日巻きです。毎日巻いてね。動作確認済み。






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門灯、ブラケット。昭和初期のものでプレスガラスのシェードです。






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東芝の日の出型置時計。お日様がのぼる、というのは無条件にめでたくありがたいものです。昭和35年ごろの東京芝浦電機製。このころは良かったよ…東芝さんよ…





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ブリキの水槽。元々は網の蓋がつくのですが、付属しません。趣があってよろし。横幅23.5センチ高さ19.5センチ奥行き15.5センチ。





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三菱製の手動鉛筆削り。最近は子供もシャーペンなんですかね。削りたての鉛筆の書き味はたまらんですけどね…






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電電公社の電話型貯金箱。10センチくらいの小さな電話です。頬ずりしたいほど愛らしいです。ところで、公衆電話のマークをみて、最近の若い人は一体何を模したデザインなのかわからない人がいるそうで。受話器の形が今と昔で変わってきてるんですね。全体に薄くなってる。昔の受話器は重たかったですものね…





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8センチくらいの小さな陶製ビクターワンコ。





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サイドにヒヤシンスみたいな花柄がついてる、SEIKOの目ざまし時計。サイバーメタリックな文字盤と家庭的な炊飯ジャーについてるような花柄とのマッチングが斬新。




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西日本新聞の創刊100周年を記念したカフスボタンとタイピンのセット。ちなみに創刊は1877年なので1977年の記念品と思われます。創刊200年を迎えるころには新聞という媒体は残っているのでしょうか…






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日陶産業株式会社製のチャイナマホー瓶。久々の入荷です。表が清水焼の陶製で中身は魔法瓶という画期的な製品です。2013年にこのシリーズのパパポットという酒徳利型の製品が入荷してました…それぞれに作品名が注いていて、今回のは「秋海棠」です。これを作ってる京都の陶泉窯は明治初年の創業。デッドストックです。





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西日本新聞の新社屋落成記念のガスライター。新社屋と思しきものが埋め込まれていますが、もうすこしどうにかならなかったのか、残念なデザインです。






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ブルーの大きなプレスガラス角鉢。






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飛騨の家具、柏木工株式会社のウインザー椅子。

岐阜県高山市で昭和18年創業の柏木工。昭和27年にウインザーチェア(商品名はウインザー椅子)の製作を開始、昭和33年にはアメリカへの輸出も開始。現在はリニューアルあるされた別デザインのウインザーチェアが販売されているようですが、古典的なこの形は美しいものです。横幅42センチ高さ89センチ奥行き45センチ。同じものが4脚あります。




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内藤ルネデザインのたぬき人形。耳が二股フォークになっています。

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耳がないとドラえもんのようです。あまりの可愛さに叩き割りたいほどです。
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