英国家具,ほか入荷。

霜月です。月代わりに合わせたように、急に寒くなりました。郷土玩具が店頭からなくなると、ものすごく店内がさみしい感じがします。毎回です。あんまりさみしいので定番商品にしようかと思うほどです…以下、本日までの入荷分の一部です。






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郷土玩具のない寂しさを追い払うように、店内もろもろ模様替えです。うちは日本の古道具の店なんですが、たまに異国の製品も入荷します。日本の住宅に置いても違和感がないようなデザインのものを厳選しています。今回は英国製の木製家具もろもろ…イギリス製(PIONEERSTORES)の猫脚コーヒーテーブル。1930年代ごろの製品です。材質はレッドマホガニー。直径67センチ高さ44センチ。







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イギリス製の洋服箪笥。ワードローブって言うんですか?こういった箪笥は…
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小ぶりなのにやたらと仕切りが多くてどこに何を置くのか指定されてますね。でもほんの少量づつしか収納できないと思います。以前にフランス人は10着しか服を持たない、みたいな本が流行りましたけど、この箪笥を見る限りイギリス人も負けてないなぁと思いますね。日本人がモノを持ちすぎているだけなのかもしれませんけど…

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材質はオーク。横幅92センチ高さ173センチ奥行き40センチ。







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イギリス製のブックケース。本棚ですが、こういったデザインのものは日本製にないので面白いですね。アールデコ風の木彫で全体が木なので温かみのある印象です。材質はオークでGrage Furnishing Stores製。1940年代ごろの製品です。サイズは横幅76センチ高さ97センチ奥行き30センチ。






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イギリス製のチェスト。これも1940年代ごろの製品です。素材はオーク。

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こういう間仕切りの家具はやはり日本製にはないですね。どう使っていいのか戸惑います。お気に入りの帯留めとか帯締めとか、ひとりで開けるたびにほくそ笑むような見て楽しむ収納にするといいんじゃないかと思います。横幅91センチ高さ137センチ奥行き62センチ。





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ここからは日本製。二枚扉の収納棚。ケヤキを使った昭和初期のモノです。モールガラスが入っています。横幅58センチ高さ152センチ奥行き33センチ。








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タモの木の柾目が美しい二段積みの本箱および収納棚。昭和30年代のものです。ダイヤガラスが美しいです。横幅92センチ高さ162センチ奥行き40センチ。







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シンプルな本棚。桑材なので重いです。横幅89センチ高さ116センチ奥行き24センチ。


ところで桑というのはすごい木で目が詰まっているというか家具の見た目と重量がそぐわないほど重いです。なので背面など見えない場所にはベニヤなどの軽い素材をあえて使います。日本製の家具は見えないところが安っぽいから嫌だ、という人もいますが、西洋諸国のように全部重厚な木で作ってしまうと高級感はありますが動かすのが困難になりますからね。日本製品は模様替えや畳替などの四季折々に家具を動かす習慣を考慮した作りになっています。
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