自立する時計、ほか入荷

とうとう梅雨入りしましたね。八百屋の店先には小梅も並んでそろそろ梅仕事の時期です。梅干し作りは毎年繰り返すことでコツをつかみ自分なりの美味しい漬け方が体得できるように思います。うっとおしい梅雨時期でも大事なリズム、年中行事です。





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観音開きの木製戸棚。
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モールガラスとアルミのつまみ。つまみはもちろんオリジナルではありませんが以前の持ち主の方の創意工夫の跡がみられて趣深いのであえてそのまま。
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下は引き出しがふたつ。これはオリジナル引き手。

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中は棚板無し。

ところで、最近ではお電話での問い合わせで「観音開き」を理解されない方が多くなったように思います。「観音開きの戸棚」も今風にいえば「フレンチドアキャビネット」になるのでしょうか。個人的な推測ですが、「観音開き」がわからない世代というのは、自宅に仏壇がなくなったことと関係があるのではないでしょうか。仏壇、厨子は観音開きの代表ともいえるものです。祖父や祖母と共に暮らしていたころは家に仏壇があるのは当たり前でしたらね…。






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丸椅子ひとつ追加。

しかし丸椅子と一言で言っても、それぞれに材質や高さ、座面の作り方、脚の組み方もいろいろです。お揃いで数脚というのはもちろん見た目にすっきりですが、バラバラなものを集めてもそれぞれの個性があって楽しいものです。






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この手の木製の振り子時計にしては珍しく寸足らずな通常の3分の2サイズの時計。
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文字盤は無記名でメーカー名不明ですが、ドイツ製です。
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しかも特筆すべきはこの時計、自立します。壁にかけずとも使えます。置き時計としても使えるおもしろい時計です。








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カメイガラス製のブランデーグラス。
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同じくカメイガラスのゴブレット。共にデッドストック。
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薩摩切子の復刻で知られるカメイガラス。
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見るからにクリスタル特有の輝き。繊細な切子もカメイガラスならでは。






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見えづらくてゴメンナサイ。透明のプレスガラス刺身皿。
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お醤油を入れる部分が分かれているので小皿を別に用意しなくても良い便利皿でもあります。お刺身だけでなく塩や薬味をちょっとつけて食べる天ぷらや焼き物にもいいですね。
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