トヨトミRAINBOW!

もうそろそろ石油ストーブのシーズンも終わり…寒いのは苦手なので、今月末の寒波が最後であってほしいです。


先日、はじめて実物にお目にかかったストーブがあります。

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トヨトミのRAINBOW RB-2。対流式ですがアラジンなどと比べると、とてもコンパクトなストーブです。1980年製で、デッドストックではありませんがとても良い状態で保管されていました。点火コイル付きで楽に点火できますし、耐震消火装置も付いているので安全面でも安心です。木造家屋でしたら4畳半から6畳のお部屋向けでしょう。軽くて持ち運びも楽なので、屋外の倉庫などでも使いやすいと思います。

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点火するとこんな感じ。写真ではよくわからないので電気を消しますと…

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見事なレインボー。芯ではなく周りのガラス筒に秘密があるようです。

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U.S.Aマークと説明表記が全て英語なので米国へ輸出されていたものと思われます。



そんなに珍しいストーブではありませんが、弊店で取り扱うのははじめてです。見目麗しく良いストーブだと思います。トヨトミは現在でもモデルチェンジしながら安価で使いやすいストーブを生産しているので良い会社ですね。このレインボーも汎用芯が合いますのでまだまだ使えます。実物のレインボーを見た人はみな歓声をあげます。気になる方はどうぞ店頭にてご覧くださいませ…

柏木工のウインザー椅子、ほか入荷。

春の雨らしい、といいますか。雨なのにモヤモヤと暖かい日です。以下、先週までの入荷分です。





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一見子供の絵のような陽気なデザインですが、ジョージ・ソーデンは80年代アートを代表するデザイナーであります。イタリアの伝説的なデザイン集団「Memphis」の一員でありその発想は「◯◯とはこうあるべき」といった固定観念を打ち破る自由さに溢れていました。ちょうど音楽界におけるDavid Bowieの姿と重なります。なみなみと注いだ牛乳を飲みたくなるコップです。デッドストック。





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SEIKOSHAの目ざまし時計。昭和30年ごろのもので1日巻きです。毎日巻いてね。動作確認済み。






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門灯、ブラケット。昭和初期のものでプレスガラスのシェードです。






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東芝の日の出型置時計。お日様がのぼる、というのは無条件にめでたくありがたいものです。昭和35年ごろの東京芝浦電機製。このころは良かったよ…東芝さんよ…





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ブリキの水槽。元々は網の蓋がつくのですが、付属しません。趣があってよろし。横幅23.5センチ高さ19.5センチ奥行き15.5センチ。





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三菱製の手動鉛筆削り。最近は子供もシャーペンなんですかね。削りたての鉛筆の書き味はたまらんですけどね…






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電電公社の電話型貯金箱。10センチくらいの小さな電話です。頬ずりしたいほど愛らしいです。ところで、公衆電話のマークをみて、最近の若い人は一体何を模したデザインなのかわからない人がいるそうで。受話器の形が今と昔で変わってきてるんですね。全体に薄くなってる。昔の受話器は重たかったですものね…





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8センチくらいの小さな陶製ビクターワンコ。





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サイドにヒヤシンスみたいな花柄がついてる、SEIKOの目ざまし時計。サイバーメタリックな文字盤と家庭的な炊飯ジャーについてるような花柄とのマッチングが斬新。




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西日本新聞の創刊100周年を記念したカフスボタンとタイピンのセット。ちなみに創刊は1877年なので1977年の記念品と思われます。創刊200年を迎えるころには新聞という媒体は残っているのでしょうか…






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日陶産業株式会社製のチャイナマホー瓶。久々の入荷です。表が清水焼の陶製で中身は魔法瓶という画期的な製品です。2013年にこのシリーズのパパポットという酒徳利型の製品が入荷してました…それぞれに作品名が注いていて、今回のは「秋海棠」です。これを作ってる京都の陶泉窯は明治初年の創業。デッドストックです。





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西日本新聞の新社屋落成記念のガスライター。新社屋と思しきものが埋め込まれていますが、もうすこしどうにかならなかったのか、残念なデザインです。






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ブルーの大きなプレスガラス角鉢。






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飛騨の家具、柏木工株式会社のウインザー椅子。

岐阜県高山市で昭和18年創業の柏木工。昭和27年にウインザーチェア(商品名はウインザー椅子)の製作を開始、昭和33年にはアメリカへの輸出も開始。現在はリニューアルあるされた別デザインのウインザーチェアが販売されているようですが、古典的なこの形は美しいものです。横幅42センチ高さ89センチ奥行き45センチ。同じものが4脚あります。




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内藤ルネデザインのたぬき人形。耳が二股フォークになっています。

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耳がないとドラえもんのようです。あまりの可愛さに叩き割りたいほどです。

OMEGA、ほか入荷。

今週末はまた寒波がやってくるそうです。まだまだ石油ストーブが活躍しますね…以下、ヴィンテージウォッチ3本入荷です。




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OMEGA Seamaster Men's Watch
オメガのシーマスター、1970年ごろのものです。カレンダー付きの自動巻き、スイス製。ベルトは新しいものに交換しています。オーバーホール済みです。





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OMEGA TURLER Men's Watch
オメガとチューラーのダブルネーム。セコンド付きスイス製。1960年代のものです。オーバーホール済み。






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RADO Purple Horse Lady's Watch
ラドーのパープルホース、スイス製。メンズライクなデザインの女性用です。カレンダー付き。向かい合ったタツノオトシゴが可愛らしいです。オーバーホール済み。

八幡製鉄所の出鋼一億屯記念品、ほか入荷。

立春の日の朝以降、猫が妙にピョンピョンと元気いっぱいなので、春が来たのね…と思います。暦に忠実。以下、本日までの入荷分です。






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フランス製Bec Hugoのブラスランプ。大きさは約45センチです。19世紀後期のものです。







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米国製DIETZ( デイツ)ランタン。水色のハリケーンランプです。約40センチ。






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金魚が金魚鉢から飛び出る写真で一躍有名になったgandee vasanの猫写真集。





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米国のArt Specialty Company製デスクライト。蛍光灯部分が意外と大きく46センチほどありますのでね、それに合わせて台座の重いこと…女性一人で持ち運ぼうものならギックリ腰必至です。アーム部分は最大で1メートルくらいまで伸びます。塗装の色はグレージュ。日本製にはない色味です。







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フリルの乳白色ガラス電笠。







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カンディンスキーみたいな抽象画風のフランス製Clock。フランス製のクォーツがついてましたが、あんまりなものだったので、日本製に乗せ替えています。






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1965年に八幡製鐵所の出鋼一億屯を記念した置物。現在の粗鋼生産量が年間366万トンで最盛期の約10分の1に…当時の賑わいが偲ばれます。






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観音開きとは逆の開き方をする珍しい木製ガラスケース。真ん中に蝶番がありますからね、不思議な格好で開きます。天井はガラス。横幅60センチ高さ57センチ奥行き26センチ。材質は科とラワンだと思われます。






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東芝(TOKYO SHIBAURA ELECTRIC CO.)製の卓上扇風機。プラスチック4枚羽、首振り機能付き。大きさは約50センチ。