階段箪笥、ほか入荷。

昨晩、10月半ばにしては暖かな夜だったので窓を開けたまま就寝しましたら、朝には部屋の中が金木犀の香りでいっぱいになってました。朝から芳香浴で幸せ。以下、本日までの入荷分です…



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昭和初期の丸テーブル。ちゃぶ台じゃなくて丸テーブル。つま先立ったような足先の作りが面白いです。直径68.5センチ高さ52センチ。






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ブリキの金魚。裏面はカエル。






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テリアの親子、陶人形。






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純銀の指輪。カットの花モチーフが和風で愛らしいです。シルバーリングだけどはんなり。






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美術有田焼。ひよことにわとり。





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赤い琺瑯ポット。






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唐子がたくさん付いた針山。いつも思うのですが、この唐子はない方が針山としても使いやすいんじゃないかと…場所もとらないし。裏面から見たおしりの可愛さは捨てがたいですけど…








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柿形の汁注ぎ。擬態といっていいほど、柿です。ヘタなんかこれ落ちてたら捨てますよ。置き皿の虫食い跡も凝ってます。注ぎ口が緑色なのがナゾ。






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鹿の角のカフスボタンとタイピン。鹿好きの方におすすめです。このほか、べっ甲やオーシャンアイボリー(鯨の歯)のカフスボタンも入荷してます。







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普段はこういう和家具は扱わないのですが、たまにはいいかなと思いまして、階段箪笥。お若い方には意味がわからないという人も多いと思いますが、階段状になった箪笥です。階段の下のデッドスペースに置けば有効利用ができます。普通に居間に置いてキャットタワーの代わりにもなります(たぶん)。金具の装飾が凝ったタイプのものなので見せる収納として飾っていただく方が一般的でしょうね。
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引き出しが貫通(両開き)しますので、どちら側を向けてもお使いいただけます。上二段と下二段が外れますので女性一人でも持ち運びできます。サイズは横幅89センチ高さ89センチ奥行き39センチ。価格は38000円です。








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最後に私信:先日関西方面からお電話でお問い合わせの女性の方。TOTOのピンクのグラタン皿、一つだけありましたよ。写真では分かりづらいですが内側白い面に貫入が複数あります。お目にとまりましたら再度お問い合わせくださいませ。



郷土玩具&土鈴まつり、今月末まで開催中です…

猫を連れてのご来店…

昨日、記念すべき出来事がありました。店を始めて12年目にして初めての、「猫を連れてのご来店」です。当ブログのタイトル下の説明文にありますが、弊店では猫を連れてのご来店大歓迎です。文字が小さいため誰も読んでいないのか、かつてニャンニャンニャンの日(2月22日)に猫を連れてご来店の方には店内全品半額セールを行ったにもかかわらず、猫様来店ゼロを記録し、夫のテンションダダ下がりでしたので、今回の猫様ご来店には本当に喜びを隠しきれません。 これからもどしどしと猫様のご来店お待ちしておりますよ…

SINGER職業用ミシン、ほか入荷。

今年はまだ金木犀の香りを嗅いでいません。いつもより遅い気がします…以下、本日までの入荷分です。






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裁ちばさみ、博多鋏。昔から、なんとかと鋏は使いよう…と言いますが、鋏も実に百本百様と申しますか全く同じものってないものですね。1本ずつに個性があって切れ具合も持ち具合も違いますから集めている人がいるのも頷けます。






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18センチくらいの大きめグラス。ハイボールにオススメです。






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内側が乳白色、外側がペパーミントグリーン色のガラス器。CROWN社というオーストラリアのメーカーの様ですが、初めて見ました。しかもこの質感でオーブンウェアというのも珍しい。でもオーブンウェアだからつまみが一箇所ついてる親切設計なのねと思いつつ、ポワロー(もしくは根深ネギの白いとこだけ)などの白い具材にベシャメルソースたっぷりのシンプルな真っ白いグラタンなんかが似合いそうです。






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四角のガラス小鉢。







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水色のショットグラス、ほか。






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小さな陶器の片手鍋、一番小さなので4センチくらい。






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5センチくらいの小物入れ。







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仲良し子猫、って箱にタイトルが書いてありました。真っ赤な猫…





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レインボーキャット貯金箱。




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有田焼の親子亀。






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ハクキンカイロ、デッドストックで2つあります。使い捨てカイロの約13倍の熱量があるそうです。繰り返し使えてゴミが出ないのが良いですね。






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1950年代から60年代の暮しの手帖。若い方は花森安治をNHKの朝のドラマで初めて知ったという人も多いそうですね。彼の政治的思想なんかがまったく織り込まれていないというのでいろいろと紛糾していたようですけど、フィクションとして別物だと考えたほうがいいのでしょう。

それにしても松浦弥太郎さんが抜けた後の暮しの手帖、どうなるんだろうと思ってましたら、案外穏やかな紙面で特に大きな転換もなく松浦氏以後の暮しの手帖愛読者なら安心して読めるのでしょうね。一転、編集長が淀川美代子さんに変わってから空前の酷評と話題になったクウネルですが、私は個人的に今のほうが好きです。従来の天然系読者は失ったのかもしれませんが、まったく違う読者層がついてきてるんじゃないですかね?最新刊は「もっとお買い物しませんか?」という断捨離組やシンプルに暮らす組に殴り込みをかける勢いのタイトルが素敵です。今年の3月に公開になった映画の「アイリス ・アプフェル 94歳のニューヨーカー」に感化されて、断捨離も飽きたし、そろそろお買い物したいわーという人も多いのではないでしょうか。いまや暮らし方そのものにも流行がありますから、ブレない生き方を貫くのも難しいのかもしれませんね…






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3kgまで測れます。左側に針が回るんですね。文字盤の「オイダ回式精密自働秤」と「二回転」の文字列が縦と横で組み合わさっているところに感銘を受けました…






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愛知時計の壁掛け八角時計。8日巻きです。文字盤はオリジナルではないようです。





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ブタさんブローチ。






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銅製のゆたんぽ。デッドストックです。





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シンガーの職業用ミシンです。昭和35年頃の製品だと思われます。動作品です。清掃注油後に金属の足部分は再塗装を施しています。職業用というだけあって無駄な装飾はなくシンプルなボディは黒々と輝いています。一般的な足踏みミシンよりも作業台も一回り大きめです。






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ブラザーのミシン缶とミシン針。


銅の洗面器、ほか入荷。

10月上旬まで30度近い日々が続きまして、どうなることかと思いましたら、やっと日中でも涼しいと言える気温になりました。本格的な秋の到来を心待ちにしています。以下、本日までの入荷分です。




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ドイツはキンツレーの壁掛け時計。1960年代の1週間巻きです。木のぬくもりと金属の冷たさの組み合わせ方が絶妙でアイスクリームのてんぷらのような妙味。日本製にはない味わいです。





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青被せ切り子の小鉢、ぐい呑、ワイングラス。






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真鍮製のコンセントカバー、スイッチカバー。







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足型容器。親指に顔。







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透明のプレスガラス大鉢。







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大正11年創業の工房アイザワの銅製洗面器。






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藤の丸椅子。美しく堅牢です。






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アサヒビールの木箱。







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昭和30年代のラワン材飾り棚。右側のガラス戸の部分は本棚としても良いですね。郷土玩具など細々した物を飾るのにも最適です。サイズは横幅87.5センチ高さ120センチ奥行き29センチ。







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桑材を使った昭和初期の小棚。平素の弊店の品揃えに比してだいぶ和風な趣ですがとても上質なものです。横幅64センチ高さ55センチ奥行き30センチ。








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ナラ材の小引き出し。7段と段数多め、昭和20年代中頃の品です。横幅36センチ高さ53センチ奥行き35センチ。







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杉材の5段小引き出し。昭和30年代。横幅36センチ高さ60センチ奥行き45センチ。






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サイトーウッドの回転蓋付きゴミ箱。





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昭和10年頃の足折りたたみ式丸ちゃぶ台。直径74センチ高さ26センチ。



そのほか小物類はまた後ほど…

第4回「郷土玩具&土鈴」まつり

例年より2ヶ月ほど遅くなってしまいましたが、本日より「郷土玩具&土鈴」まつりを開催いたします。昨日、準備のため熊の木彫りを抱いた夫が店内をうろうろしておりましたら、店のドアノブに手をかけて今まさに入ってこようとした女性が熊の木彫りに目を留めた途端に開けるのをやめて帰ってしまいました。全国の郷土玩具好きさん、お客さんをはじき返すほどのパワーを持った郷土玩具たちがお待ちかねですよ!

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毎年、郷土玩具に興味のないお客様からは、「無駄に威圧感があって怖い」とか「店内の空気が薄くなってる気がして息苦しい」などと散々な言われようですが、今年も廃絶玩具や巨大土鈴など種々雑多な郷土玩具たちを取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております。なお本日より営業時間が午後7時までに変更となります。遅い時間帯にご来店予定の方はお気をつけくださいませ。


 『郷土玩具&土鈴』まつり

   期間 平成28年10月1日(土)~30日(日)
  
   会場 古道具のささや
      福岡県福岡市中央区平尾1-12-2

   電話 092-531-4373
    (午後2時より7時まで)

   店休 月曜定休