北一硝子の石油ランプ、ほか入荷。

まだまだ風が冷たいのですが、皆さんいそいそとお花見に忙しいご様子。桜に関しては、木の下で酒盛りするよりも、桜並木の下を好きな人と手を繋いでぶらぶら散歩する、というのが理想の花見です…以下、本日までの入荷分です。







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清水焼の染付小鉢。同じ染付でも伊万里よりも雅な華やかさがあります。器自体にも厚み、重みがあり、土物を思わせる柔らかさが感じられます。直径10センチ高さ7センチ。







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飛騨高山の渋草焼、芳国舎の染付捻皿。始まりは天保12年と歴史ある焼き物です。白地を多用した染付はこれまた伊万里とよく似た構図ですが、柄付け、色などがよりキッパリとした上品な華やかさが感じられます。直径15センチ。







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清水焼、岩華窯の吹墨皿。手に取ってみると、桃を思わせる丸みに自然と頬が緩みます。直径12センチ。






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有田焼の長角皿。6センチ×27センチの細長〜い皿です。お料理好きな方なら様々なアイディアが湧くことでしょう。昨今は何にでも応用の効くお皿が人気のようですが、個性的なお皿は、毎日の食卓に新鮮味をもたらしてくれます。

春ですから、普段使いにちょっと上質な器を。以上の器はすべて未使用品です。またお求めやすいようにすべてバラ売りにて販売しています。おひとつでもお気軽にどうぞ…






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久々の日本製マジョリカタイル。同じ柄で5枚あります。ジーンズのような青とチョコレート色の組み合わせは古臭くならずとてもシックな色合わせです。





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白地のガラス平鉢。中心に金が入って華やかです。直径17.5センチ。





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青被切子の皿。直径13.5センチ。






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蜂楽饅頭の名物かき氷、コバルトアイスと同じ色のガラスペン立て。本当にペン立てなのか疑問ですが、ペン立てだと夫が言ってます。工夫次第でワインの栓も開けられそうなペン立てだと思います…







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総ガラスのガラスケース。横幅56.5センチ高さ32.5センチ奥行き18.5センチ。陳列棚としてどうぞ。






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シンプルな木の机。横幅56センチ奥行き41センチ高さ64センチ。なんとなく普段見るものと木の材質が異なるなと思うのですが、机の引き出しの奥にUSAの刻印があるので、米国製なんだろうと思います。








北海道旅行で小樽に行ったことのある方はご存知かと思います。1901年創業の北一硝子。創業者は意外にも九州出身者なんだそうです。オリジナルの硝子製品や石油ランプで有名ですね。167個の石油ランプが灯る喫茶店、北一ホールは圧巻です。
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その石油ランプ、傘のあるタイプが2種。左が「アンバー(大)」、右が「パープル(大)」。硝子の色違いで共に高さが約45センチ。

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ローズ色の傘がついたのが、「バラ(中)」。薔薇の花の細工がついています。高さ27センチ。


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卓上サイズの、「取手付白丸シェード(小)」。高さ18センチ。

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同じく卓上サイズの、「取手付アンバー(小)」。高さ18センチ。



以上の5種類が入荷してます。石油ランプといいましても、燃料は灯油です。芯はすべて未使用。そのままお使いいただけます。価格は4種類ともすべて共通でひとつ2500円也。豊富に在庫がございますので、複数個のお求めをご希望の場合は店主までお問い合わせくださいませ。


シンバルモンキー「おさるのジョッコー」、ほか入荷。

福岡の桜が全国に先駆け一番乗りで開花したそうです。日本中くまなくある花なのに、しかも毎年咲く花なのに、国営放送のトップニュースでその花が咲いたことを伝える国ってほかにあまりないんじゃなかろうかと思います…以下、入荷商品の続き。





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机、および作業台。奥行きがあるので、結構ものが乗ります。横幅94センチ高さ77センチ奥行き71センチ。





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銅製の水注、7センチくらいでミルクピッチャーくらいのサイズです。細いそそぎ口から華麗な弧を描いて狙ったところに液体を注ぐことができます。






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抱き合うカエルの置物。オス蛙がメス蛙の腰に添えた手つきが、まさにオスのものです。今日の真打ち。大きさ約6センチ。






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ニワトリさんの箸置き。







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先日入荷した白山陶器シリーズはあっという間の完売でしたが、最近の若い人はこういうのがお好みなんですね。頒布会で様々な組み合わせで販売されていたようです。今回のセットは汁注ぎが大小ふたつと塩・胡椒、蓋つき薬味入れのセットでオリジナル木製トレイ付き。デッドストックです。






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ロングセラーの白山陶器のハト箸置き。






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白磁のろうそく立て。







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赤いガラスのシュガーポット。







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茄子柄のガラス皿。やっぱり小茄子の辛子漬けですね…






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3センチくらいのなんだかよくわからないプラスチック容器。JALのロゴ付き。







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コップ状の蓋つき皮容器に入った、サイコロ。しかも大小。小さい方は5センチくらい。中に入っているサイコロも小さいのです。緋牡丹お竜の気分が味わえます。知らない人はYouTubeでどうぞ…






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シンバルモンキー、おさるのジョッコー。箱付き。電池じゃないところがいいですね。ネジ式で動きます。もう卑猥なくらいの腰つきで動きます。生命力溢れるジョッコーです。






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銅製のやかん。デッドストックです。






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銅製のフライパン、デッドストック日本製。蓋も銅製。内側が銀色なのは錫メッキを施してあるからです。素材は純銅製です。熱しやすく冷めにくく焦げ付かない、オムレツなどは最高ですね。錆止め加工がしてありますので、お使いになる前にシンナーなどで落としてくださいね。大きすぎず使いやすい直径22センチ。






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上記と同じ日本製の銅製雪平鍋、デッドストック。雪平鍋はもともと蓋のない鍋です。味噌汁とか含め煮とか蓋を必要としない短時間で作る料理用の鍋だからです。肉じゃがなどの時には落し蓋を使ってください。もしもの時は上記のフライパンと同じ口径22センチなので蓋も共用できます。銅製の鍋は料理を長時間入れておくと緑青がでますのでさっと作ってさっと食べる、が基本です。






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一見それとわからない、エスプレッソメーカー。説明書付き。







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消火栓みたいな、コーヒーミル。重いです。






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サイケデリックな花柄のオードブル皿。デッドストック。中心が盛り上がってて、2種盛りにできます。





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びっくり顔のうさぎちゃん根付。3.5センチ。






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透明のプレスガラス鉢、大小。





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古い鈴、各種。一番右の小さいのは5ミリほど。

飛騨産業のロッキングチェアー、ほか入荷。

我が家があばら家のせいでしょうか、家の外よりなかの方が寒いのです…以下、本日までの入荷分の一部です。



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とても春らしいガラス小鉢、入荷してます。丸みのあるぽってりした吹きガラスで、絵の具を流したような桜色と空色。菜の花の辛子和えなどで春を満喫したいですね。





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またまたロッキングチェアー。前回入荷した分よりかなり小型。さすがキツツキマークの飛騨産業、日本の住宅にもきちんと収まるサイズです。







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油気のないさっぱりした5段の小引き出し。天然生活を愛読してる女の人のような小引き出しです。







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昭和15年創業の山形の天童木工製、座卓。1965年デザインのロングセラーのようですが、現行品は同じ形でも高さのあるテーブルになってますね。日本人の生活スタイルの変化に合わせて7センチほど高くなっているようです。私のようなチビだと長時間使うには正座してちょうど良い座卓の高さでないと疲れます。縦横幅75.5センチ高さ33.5センチ。







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ソーサーなしの小さな白磁のマグカップ。高さ6センチでデミタスよりは大きいです。そのままオーブンに入れてプリンなどを作ると洒落ています。







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HARIOのガラス容器付きコーヒーミル。どれだけ挽いたか目で見えるのが素晴らしいです。






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ゾーリンゲンのワインオープナー。私も、おばあさんになってソムリエナイフをうまく使えなくなったら、これに移行しようと思っています。






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大容量のステンレスピッチャー。水を入れたら片手では持てません。高さ27センチ。






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HITACHIのコイル式電熱器。赤い琺瑯が愛らしいです。







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白い琺瑯のやかん。琺瑯どうし、電熱器に乗せても可愛いのです。






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赤い琺瑯製品もろもろ、写真左側はすべてデッドストックです。左から蓋つき琺瑯容器、高さ26センチ直径23センチの大容量です。琺瑯ポット縦長の大きい方は高さ23センチ、ずんぐり丸い方は高さ17センチ。手前の琺瑯片手鍋と両手鍋は共に直径15センチ。一人暮らしにもちょうどよく、そのままテーブルにおいても差し支えないサイズです。ポトフやカスレなど、熱々のままどうぞ…赤い琺瑯がさらに食欲を引き立てます。

右側の琺瑯片口容器は高さ17センチ。琺瑯にしては珍しい形状の容器だと思います。


佐藤時計、ほか入荷。

寒さはぶり返していますが、だいぶ春めいて参りました。お花見の算段をしています…以下、本日までの入荷分です。






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クラシックな木調壁掛け時計。佐藤時計製。文字盤のフォントが丸みを帯びた愛らしいものです。時打ちの音も非常に柔らかな、のどかな音です。







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木枠の大きな鏡。棚の上に置いたり、地べたに置いたり、ともにお部屋がとても広くなったように見えます。







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裾すぼまりの、タッパーウェア。霜降りグレーと、グリーン。霜降りグレーのほうはかなり大きく、直径26センチ高さ30センチ。最近流行ってる手作り味噌には最適な容器です。







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宮脇綾子さんの遺作集、applique。1997年の本で、作者は95年没。宮脇綾子さんは明治生まれのアップリケ作家ですが、品のあるとても美しい方ですね。着物がまだ日常着だったころの人の着こなしは、その人となりをそのまま表していて、見ていてすっと腑に落ちます。

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色使い、題材の特徴の捉え方が的確で、膝を打つような作品ばかりです。材料は布、しかも昔は本当に誰でも一枚は持っているような木綿のかすりとか型染めの布なのに、宮脇さんの手にかかるともう、スズメや魚にしか見えなくなる不思議。戦後すぐの、何もかもが欠けていた時に作った最初の作品には特に心打たれます。

COLUMBIAレコードプレーヤー、ほか入荷。

桜が咲きそうな陽気です。猫も日向ぼっこの時間が増えました。春を満喫したいと思います。以下、本日までの入荷分です。





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コロンビア製のレコードプレーヤー、grafonola3720。昭和40年代の製品です。試聴用にフィルコリンズの髪がまだあった頃のレコードを置いてますので、お好きな方はどうぞお試し下さい。80年代を知らない若者も歓迎。







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20センチくらいの銅の槌目水注。和光斎の銘あり。

話は変わりますが、私は子供の頃から水道水を飲むのが好きです。ところ変われば味変わる、で福岡市内でも引っ越しするたびにそれぞれ味が変わります。フレッシュな水道水は格別ですが、錫や銀や銅の夜間や水注に一晩溜めておいた水を飲むのもまた乙なものです。生水好きの方はぜひお試しください。






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大正時代の橙色の切子硝子小鉢、6客組。類稀なる無傷。たまにオレンジ色の切子硝子は見かけますが、こんなに澄んだ橙色のものは初めて見ました。又とない一品です。





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赤被切子硝子コップ。昭和初期のもので5脚揃いです。






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昭和30年代のオレンジ色のカット入りコップ。2つあります。






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こちらも昭和20年代の赤被切子コップ。戦前と戦後のもので似たような色形の硝子が同時に入荷してますので、この機会によくよく比べてご覧くださいませ。






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昭和初期の乳白ぼかしプレスガラス鉢。光の具合で様々な表情があります。