第4回『漆器まつり』

今年の11月はなぜだかわかりませんが、すでに師走並の忙しさでした。いえいえ、本番の師走は明日から…そして一年のしめくくりに今年もやります、第4回『漆器まつり』。去年とても人気だった、オヒトリサマの食卓をしつらえるのにちょうど良いサイズのシンプルなお盆も各種ございます。また漆器の中でも別格な輪島塗製品も各種揃っています。漆器好きのかたなら、全国各地、海外からでもご来店いただいて損のない価格と品揃えだと自負しております。どうぞご期待くださいませ…


  第4回『漆器まつり』

期間 12月7日(土)から15日(日)まで

場所 古道具のささや
   福岡市中央区平尾1−12−2
   (期間中も月曜定休)

電話 092−531−4373
   (午後2時より8時迄)

戦前の精工舎時計、2種入荷

戦前の精工舎の時計が2点、入荷してます。
共にオーバーホール済み。御求めから6ヶ月は無償修理保証がつきます。



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精工舎テンプ式八日巻丸掛時計
こげ茶色の木製枠がシンプルな小ぶりの掛け時計です。文字盤周りのゴールドのラインが華やかさを添えています。上質な木製家具で揃えたお部屋のインテリアには最適でしょう。通常の掛け時計に比べるとかなり小さいので、逆に人目をひくインパクトがあります。






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精工舎アンチモニ製一日巻置時計
15㌢程度の小ぶりな卓上置時計です。天使が矢を持って12時あたりを指しています。真っ黒な天使は、石炭人形にみえなくもないですが、その辺が少女趣味にかたよりがちなこの手のデザインをうまく中和しているように思います。和室にも違和感なく溶け込みます。

ぞうさん体重計、ほか入荷

以下、本日までの入荷分です。




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乳児の体重を量るための、ぞうさん体重計。平成3年度までの実用検査認可済みシール付。この体重計に最後に乗った乳児も今や22歳ですか…

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10年ほど前に我が家にも同形の体重計がありましたが、藤のバスケットの寝心地が良いらしく、猫も大好きでした。(上記の商品の体重計とは異なります)






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米国、リプルーグルの地球儀。リプルーグルジャパンでは、アップデートプログラムと称して、国名などが変わって古くなってしまった地球儀の張り替えを商品価格の半額程度で行っているそうですよ。ありそうでなかった膝を打つサービスですね。






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陶製三角形の三色容器。黒白だけよりも、赤を加えた「黒白赤」の方が、新生児の反応が良いらしいですよ。そういう3色の幼児用絵本をみたことがあります。三角形というのがまた組み合わせによっていろいろな使い方ができそうで楽しいですね。





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鋳物のうし形卓鈴。鳴らすと牛が寄ってきそうな上品で清らかな音色です。





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水玉模様のデキャンタ&ショットグラスセット。女性ならみな好きですよ、こういうの。キラキラで非日常感がたまりませんね。お手製の果実酒をふるまう女子会、などに如何でしょうか。






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マーブル模様のガラス中鉢。深さもある程度あって使いやすい大きさです。12㌢ほど。







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JALのカトラリー。見た目もグッドデザインですが、とても使いやすいカトラリーです。製造メーカーは、佐藤商事の高級洋食器・カトラリーのオリジナルブランド「Martian(マーシャン)」 。その名の通り、オリジナルロゴにはバーバパパのような火星人が付いています。 柳宗理のカトラリーもこちらで作っているようです。






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ステンレスピッチャー。






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白いタイルの付いたカッティングボードのようなもの。






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るつぼはさみ。るつぼ(坩堝)とは、理化学実験や鉱工業において高熱を利用して物質の溶融・合成を行う際に使用する湯のみ状の耐熱容器です。その「るつぼ」を挟む道具が「るつぼはさみ」。つまり、トングですね。夫のパンツを洗濯機に入れるときに活躍しそうです。


ミズホイカの刻印がありますが、これはイカの種類ではなく東京の瑞穂医科工業株式会社製です。新潟の燕市瑞穂医科工業燕製作所があり、そこで作られているようです。どうりで抜群の指入れ、狙った獲物は落とさない確かな挟力。是非一度お手に取ってその使い心地をお試しくださいませ。

お土産タオル

弊店のFacebookを定期的にご覧くださっているかたはご存知だと思いますが、一般の方は積極的に欲しくないであろうもの、を不定期に抽選でプレゼントしております。そのなかでも「おぼろタオル」につきましては、たくさんのお問い合わせを頂戴しました。


全国各地、温泉地で無料もしくは格安にて用意されている薄手のタオル。各地の観光名所や宿の名前がそれぞれの個性でデザインされた「お土産タオル」ともいえる浴用タオルですが、かつては100%国内産のタオルでした。いつのまにやらタオルと言えば、厚手のふかふか柔らかなタオルが主流となってしまいましたが、もともと日本に於ける浴用タオルはウエットユースが中心です。

タオルが渇いた状態で頭に巻いて髪が濡れないように保護する
および頭頂部に乗せて湯につかる
   ↓
程よく暖まったらタオルで体を洗う、髪を洗う
   ↓
そのタオルをよく洗いよく絞って再び頭に被るおよび乗せて湯につかる
   ↓
あがる前にふたたびタオルを洗ってよく絞り体を拭き上げる
   ↓
風通しの良いところにタオルを引っ掛ける
   ↓
小一時間でタオルが乾く

再び入浴…


これがお風呂大好き日本人の一般的な温泉地でのタオルの使い方ですよ。薄くて軽くて石けんの泡立ちもよく、肌触りもよく、軽い力でよく絞ることができ、乾きが早い…そんな無理なと思うような機能をすべて備えたのが、国産の浴用タオルなのです。日本のタオルを愛するあまり、前置きが長くなってしまいましたが、この素晴らしい国産浴用タオルのよさを皆さんに知ってほしい!ということで『お土産タオルまつり』です。以下、一部抜粋でご紹介します。

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日光の鬼怒川温泉のお土産タオル。かつては「東京の奥座敷」ですよ。当時の小唄ブームと相まってか、〽で始まるオリジナル小唄が付いているものも多数あります。

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日本人にとって観光といえば、お伊勢参り。お土産タオルのバージョンも他にない多さです。伊勢エビがドーンと付いているなんて、ほかのタオルと同じ値段では違和感があるほどの豪華さです。

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あまちゃんのお土産タオル。

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東北の方へ行くと、こけしがモチーフになったお土産タオルが急増します。カラフルで可愛らしいのですが、眼球の書き込みがないので、つげ漫画のようなそこはかとない恐ろしさがあります。

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温泉地には、芸者がつきもの。ということでキレイドコロのプリントされたお土産タオルも多々あります。下段のタオルは舞妓ちゃんと富士山でどこのお土産タオルかと思いきや、北海道の洞爺湖温泉。

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個性際立つ各地のお土産タオル。

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乗鞍岳は、海抜一万尺!尺貫法で言われると、何メートルなのか一瞬考え込んでしまいますね。また、南紀白浜はトーテムポールとフェニックス。ソテツとの違いがよくわかりませんね。



モチーフだけでも十分に楽しめるお土産タオルですが、よくよく端の方まで観察すると、各社メーカー名やロゴマークなど凝ったデザインがちりばめられています。
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冒頭のおぼろタオルを作っている三重県のおぼろタオル株式会社は100年以上の歴史をもつ老舗ですが、現在も安価で良質なタオルを提供しつづけています。そのほか大阪の三羽鶴株式会社など、今治タオル以外にも全国で素晴らしいタオルを作っている会社があります。一見同じように見える安価な中国製タオルとは、似て非なるものです。モロトやクラウンなど無くなってしまったメーカーのタオルもありますので、是非この素晴らしきお土産タオルをもって銭湯へ行って欲しいと思います。11月26日は、いい風呂の日ですしね…価格はどれでも1枚300円也。お好きな絵柄はお早めにどうぞ…

アンティーク鼻眼鏡、ほか入荷

年々、秋が短くなっているような気がします。今年は秋刀魚も食べてないですし…以下、本日までの入荷分です。



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日本製の折り畳み眼鏡。テンプルはこめかみまでの短いタイプです。金属フレームで優しげなオーバル形。玉屋眼鏡店のオリジナルケースに入っています。ケースのシマシマコールテンがモダーンです。古い眼鏡は、ケースがとても薄くて独創的なデザインが多く面白いです。





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同じく折り畳みの眼鏡。スチールに黒いメッキです。短いテンプルまで統一感あるブラックで、シンプルなのに個性的な印象を与えます。フレームは正円に近いオーバル。米国製のようです。





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テンプルのない鼻眼鏡。鼻を挟むようにしてかけます。ボストン形で軽やかなメタル色、少し神経質な清潔感を持った印象です。鼻眼鏡は、吉田茂や作家の佐藤春夫氏の愛用する姿が写真に残っています。知的な姿がとても素敵ですが、知性があるからこそそれが引き立つのであって、阿呆な人には…
img20080729_t.jpgこっちの鼻眼鏡。







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内藤ルネのうさぎちゃん。
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耳はフォークになっています。が、耳のないウサギちゃんの恥じらう姿がステキです。






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フランス製とおぼしき双眼鏡。






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オペラグラス。劇場で貸してくれるプラスチックのようなものは、どうにも興ざめですね。楽しみにしていた観劇の日には、細部の小道具まで気合いを入れて洒落込みたいものです。




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三菱のミシンライト。

*この商品は既に売れました






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こっくりした茶色の三菱ミシン缶。配色が良すぎて、美味しそうな印象の缶です。





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タッパーウェア。寸胴形の大きなタイプ、この他にもいくつか入荷してます。


丸形のストーブガード、入荷

天気予報どおり、急に真冬のような寒さですね。私も寒がりなので、朝だけは石油ストーブがないと着替えることができません。以下、人気の丸形ストーブガードが入荷してます。



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対流式の円筒形ストーブには、丸形の方が納まりがよいです。アラジンはもちろん、バーラー、パーフェクション、ニッセンなどでも使えます。

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上から見たところ。

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点火する時も便利な窓付。

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3本足で、床にキズが付かないカバー付です。



丸形のストーブガードは対流式用です。反射式ストーブをお使いの方でストーブガードが必要だと思われる方は、角形をお求めくださいませ。


書棚と座卓、入荷

今日の夜からグッと冷え込むそうです。石油ストーブを使う予定のみなさん、準備は大丈夫ですか?弊店に修理で持ち込まれる石油ストーブはほとんどが、タンクに持ち越し灯油が入れっぱなしになっています。アラジンの場合は正常燃焼しなくなってしまいますので、シーズンオフはタンクを空にして、シーズンはじめに必ず新しい灯油を入れてくださいね…



以下、木製家具が2点入荷してます。


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モールガラスの書棚。上下段にわかれます。上段の右半分は書類棚のように細かくしきりがありますので、レコードなどを収納するのにもちょうど良いです。横幅96㌢高さ160㌢。奥行は下段の方が少し出っ張っていて51㌢、上段は42㌢。
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上下段ともに扉は開き戸です。写真のようにレコードもすっぽりおさまるサイズです。下段の上部に引き出し3つ付。










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座って使う書斎机のような形状の、座卓。横幅62㌢奥行はかなり広く54㌢高さは32,5㌢。昨今の家具になれている人にとっては少し低い感じがするとおもいますが、意識しなくとも座れば自然と背筋が伸びる絶妙な高さになっています。腰痛持ちの人にもお勧めです。