2013/10/26
アンティーク眼鏡、ほか入荷
ようやく昼間でも涼しく感じるようになって参りました。帽子を被ったり、ステッキを持ったり、すこしクラシックな装いでこれからの季節を楽しみたいものです。以下、本日までの入荷分です。

戦前の古い眼鏡、4種。うち3種はオリジナルケース入り。ツルが耳の後ろまでグッと深くかかるのが特徴の丸めがねですが、古い物はツルの細さが秀逸。金属というより絹糸のようなしなやかさです。鼻当てがなく、ブリッジ自体を鼻に乗せます。



米国のブロードウェイにあった眼鏡店で購入したと思われる丸めがね。ボシュロムと言えば、コンタクトしか思い浮かびませんが、もともとは、ドイツ系移民のボシュさんとロムさん二人が米国で始めた会社のようです。眼鏡自体はカナダ製の表記になっています。フレーム、テンプル、ブリッジともにゴールド、部分的に黒のメッキのようです。



国産の黒縁めがね。丸ではなくボストンに近いような形状です。シルバーカラーでフレームとブリッジ部分だけが黒にコーティングされているようです。昨今では見かけない個性的な印象のフレームです。



四つ折りのオーバル形めがね。ツルが短くこめかみあたりまでしかありません。
最近個人的に、ヴィンテージサングラスなどと呼ばれる類いの少し古いサングラスを入手しまして、その面白さにハマっています。以外と捜せばあるんですよね、30年くらいまえのニナリッチとかYSLなどのサングラスが。眼鏡ってかなり短期間に流行のデザインが移り変わっていて、古着ファッションが年齢的に厳しくなってきた世代でも部分的にヴィンテージ感が取り入れられるので楽しいのです。年齢に応じた着こなしでヴィンテージファッションを楽しんでいらっしゃる女性を見ると素敵だなと思いますね。ご近所のヨーロッパ古着のお店「Pearl 」の奥様はいつも全身抜かり無くお洒落で素晴らしいです。



米国の雑誌、LIFEの特別編集版。「AT WAR」ベトナム戦争を中心にロバートキャパなどの報道写真満載です。ハードケース入り。
*この商品は売れました


真鍮製のルーペ。



上の真鍮製よりも一回り小ぶりなルーペ。パーカーでおなじみの矢羽(アロー)が付いています。ちなみにこの矢羽は行動力や方向性を示す力の具現化を象徴するそうですよ。日本製。おそらくベークライト製の柄にヒビが有ります。


古いガラスのインク壷、2種。右は桜形。

ペン立て、大小。



超精密科学測定器のメーカー、ソシエテ・ジュヌヴァーズ社(通称:SIP社)の…何か。何の道具でしょうか?計算弱のような形状です。工作機械好きの方には垂涎のメーカーのようです。

厚さが1㌢ほどある円盤状のガラス板。米国のコーニンググラスワークスのものです。iPhoneでおなじみのゴリラガラスを作っている会社です。15㌢くらい。



古い水平器。なぜ男性はこのような道具が好きなんでしょうね。よくわかりません。