四つ丸時計、ほか入荷

珍しい四つ丸時計ほか、時計各種入荷してます。店の中が時計の時打の音で大変にぎやかになってますよ…




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米国のイングラハムのだるま型時計。通称、四つ丸。1861年から80年頃のものとされます。文字盤と振り子が寄せ木細工のように丸く作られた中に収まっています。時を知る道具としてよりも、工芸品に近いですね。現在ではほとんどがアンティークの柱時計コレクターの手中にありなかなか市場ではお目にかかりません。

サイズは横幅34センチ縦幅54センチ奥行10センチ。文字盤もガラスもオリジナルでこれだけ状態の良いものはなかなかないと思いますよ。オーバーホール済みですのでそのままお使いいただけます。8万円也。








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同じく米国イングラハムのカレンダー付八角時計。1884年頃のもののようです。

随分と賑々しい文字盤ですが、当時この時計を目にしたなら、日本にはない豊かさを感じたことだと思います。横幅31センチ縦幅45㎝奥行10センチ。オーバーホール済み、8万円也。








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アールデコ調の見るからに日本製ではないな…と思わせる風貌の大理石時計。Made in Germany、ドイツ製です。華美さはないものの、さりげなく飾って置けば、わかるひとにはわかるお洒落時計です。オーバーホール済み。横幅15センチ高さ10センチ奥行6センチ。









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日本製も負けてはいません。精工舎の「黒柿二尺頭丸絵硝子スリゲル」、8日巻きのお座敷時計です。随分と趣向を凝らした装飾の多い時計です。硝子に描かれた文様が和な印象です。横幅36センチ縦幅74センチ奥行13センチ。オーバーホール済み、10万円也。

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昔の精工舎カタログにも載っています。硝子絵が多く用いられた明治30年ごろのものだと思われます。








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少し時代がくだって大正から昭和初期の精工舎の掛け時計。全体に四角いフォルムのすっきりしたデザインの8日巻きです。横幅22.5センチ縦幅47センチ奥行10センチ。オーバーホール済みで1万5000円也。






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楕円の文字盤と海坊主のようなぬるりとした形状が個性的な置き時計。ドイツのユンハンス製です。よくよく見ると、木でできているんですね。これだけキレイにアールを付けて湾曲させるのは大変そうです。面白い時計です。