2012/01/18
毎日随時商品入荷中です。カガミクリスタルやマルティグラスなどもろもろ入荷。
以下入荷商品の一部です。

マルティグラスの小鳥ちゃん2匹。
当店では以前よりマルティグラスの花器等を扱っておりますが、福岡にお住まいの方々には当たり前のように一家に一個くらいはあるというガラス製品です。あまりに身近なために、自宅にあるそれがマルティグラスだと気づかいてない人もいるかもしれません。他県からお越しくださるお客様には珍しく映るようで、よく「これは何ですか?」と聞かれます。大きく重く、国産品でしかも数十年前に作られたものだとは信じがたいほど現代的でビビッドな配色は若い世代の方に人気があります。
もとは福岡特殊硝子株式会社として東区の和白にあり、その後マルティグラス株式会社となって、現在は有限会社マルティグラスとして宗像郡津屋崎町に本社、工房があります。マルティグラスの製造方法は主に宙吹で行われ、昭和13年生まれの職人、山下富生氏を筆頭に福岡県美術展や日展、伝統工芸展など多数の入選歴があります。
使用にあたっての注意点は、食器類を含め熱処理は施してあるものの、耐熱ガラスではありません。コーヒー、紅茶などはもちろん大丈夫ですが、ガラスが熱くなっているところへ氷を入れたり急激な温度変化では破損する恐れがあります。また、マルティグラスの名前は、Multiple Layer Glassから由来したもので、手創りでしかでない色彩のガラスを重ね合わせて作り上げたほかに類を見ない製品です。クラフトマンの熱い情熱と炎が一体となり、輝きの結晶を生む優美な世界は、福岡が誇る美術工芸品の一つと言えます。

カガミクリスタルのワイングラス。

カガミクリスタルの5寸皿。

カガミクリスタルの花瓶。技術の結晶です。

カガミクリスタルのロックグラス。
カガミクリスタル株式会社は、茨城県龍ケ崎市に工場を構えるクリスタルガラスメーカーの会社です。Wikipediaによりますと…現在、250以上の日本大使館・領事館で公式に使用されており、ガラス食器メーカーとして日本を代表する存在の一つであり、ガラス食器の他、花瓶・灰皿、江戸切子・オブジェ等の工芸品、オーダーメイド品、ならびにウイスキー瓶や香水瓶の制作を行なっているということです。カガミクリスタルの真価はお手頃なラインのグラスも非常に丁寧に上質に作られていることだと思います。真摯なモノづくりの姿勢が伝わってきて個人的にも大好きなメーカーです。
そのほか使い勝手の良い透明なガラス製品モロモロ…

カットの美しいガラスボウル。

そこはかとなく和風のオールドファッション。

ステムがぷっくりした優美なワイングラス。

水玉のコリンズグラス。

ブランデーグラス、リキュールグラス、カクテルグラスいろいろ。
ワインといえば、赤玉ポートワインや蜂ワインを飲んでいた時代のワイングラスはとても小さなものです。まだまだワインに関するうんちくも何もない平和な時代です。

まるで光を飲むようなキラキラ透明の冠水瓶。

美人が3つ指で上品に飲むためのビールグラス。薄手で透ける水玉模様が浮かびます。小倉ガラス。

厚手で丈夫な小ぶりのロックグラス。女性が持つ分にはこれくらいの手のひらに収まるサイズが使いやすいです。

ガラスの犬箸置き。これもマルティグラスですね。

不思議な形状の雫形箸置き。

小さなリキュールグラス。冷凍庫でトロトロに冷やしたズブロッカを飲みたくなります。
今は少なくなった色付きのガラス食器モロモロ…

夕焼けのような美しさの東雲色のグラス。

メイドインTOKYOのHOPEグラス。上品な切子と透明感のある緑色が素敵です。

エッジが刃物並に尖ったグラス&ソーサー。洗う時、手を切りますから用心してください。

スミレ色のグラデーションが美しいデザートグラス。ソルトシャーベットで大人っぽく決めたいです。

グレーのプレスガラス平皿と小鉢。お揃いです。

何とも言えない青のリキュールグラス。

直径が30センチくらいで厚みのあるガラスボウル。腰痛持ちの人は注意してください。金魚鉢としてベタなど飼うと良いかもしれません。

戦前の濁った緑のプレスガラスコンポート。

気泡も不純物もたっぷりで継ぎ目も粗雑、味わい深いコンポートです。