2011/02/15
先日入荷しました懐中時計、意外とご要望が多くありまして男性向きタイプを2種追加で入荷しました。2点ともオーバーホール済み。安心してそのままお使いいただけます。

ウォルサムの1930年ごろの懐中時計。

WALTHAM(ウォルサム)は、時計好きな人なら知らない人はいない有名メーカーです。時計に全く興味のない私でも名前だけは聞いたことがあるんですもの。

瞬時に見やすいアラビア数字の文字盤で秒針付。そして素人目にも針がとても美しい。青く輝いております。

機械部分。

蓋を開けないと見えない部分にこれだけの装飾があるってすごいことだと思います。インディアンアートを思わせる素敵な彫刻です。

やはり、見えないところに凝るというのがお洒落の真髄なのでしょうね。

ゴールドベースながら上品な輝きの、シチズンの懐中時計。

控えめな印象がやはり日本製の持つ良さでしょうか。

昭和40年ごろのものです。

機械部分。

2点ともに機械式で手巻きタイプです。常に携帯するものですし、置き時計や掛け時計の手巻きタイプよりも巻く手間は煩わしくないです。ちょっとした移動時間などに巻けば良いので…しかもこのチリチリというささやかな抵抗が指先に心地よく、こけしが子供のころは父の手巻き時計を巻かせて!巻かせて!とよく駄々をこねた覚えがあります。
そして懐中時計はそのまま持ち歩くとi-phoneのようにつるりと落としてしまいますので男性の場合はほとんどの方がチェーンをつけると思います。チェーンも2種ご用意。

ズボンのポケットに時計を入れる方はこちらのタイプを。一端の輪をベルトループにつけます。

スーツの内胸ポケットに入れる方はこちらを。棒状のほうをボタンの穴に引っ掛けてつけます。
新品のものなら様々にカスタマイズできますし、手芸用品店に行けば目移りするほどのアクセサリーパーツで自作するのも楽しいでしょう。また骨董市などでアンティークのチェーンを探すのも一つの楽しみとなります。なにも手のかからないクォーツは便利だけれどもイマイチ物足りなさを感じるという方、忙しい毎日をすこし立ち止まって自分を見つめ直す時間をくれる手巻き懐中時計をおすすめいたします。
ちなみに、こけしの私物の懐中時計は…