2010/11/23
本日までの福岡三越での岩合光昭さんのねこ写真展、ついに見られずじまいで…忙しすぎるのもいかがなものかと思う毎日です。以下、本日入荷分です。
ゼンザブロニカ、入荷です。

格好が良いのは認めます。けれど、重いです。手首の腱鞘炎が再発しそうです。
カメラ自体の形も名前も相当個性的なカメラですが、昭和36年製造のS型、当時の標準価格で88000円。不思議な名前の由来は、作った人が吉野善三郎→ゼンザブローのブローニーフィルム使用のカメラ→
ゼンザブロニカ。

レンズふたつと…

フィルムケース付き。
大変申し訳ないのですが、わたくしカメラには疎いのでそのほか詳細は店頭にて店主にお問い合わせくださいませ。

四角い座卓。

木目麗しく。

横長ガラスケース。2段です。

御自慢のコレクション用にどうぞ…
マルティグラスもの、いろいろ入荷してます。
当店では以前より
マルティグラスの花器等を扱っておりますが、福岡にお住まいの方々には当たり前のように一家に一個くらいはあるというガラス製品です。あまりに身近なために、毎日見ているのにそれと気づかないほどです。他県からお越しくださるお客様には珍しく映るようで、よく「これは何ですか?」と聞かれます。大きく重くとても国産品でしかも数十年前に作られたものだとは信じがたいほど現代的でビビッドな配色は若い世代の方に人気があります。
もとは福岡特殊硝子株式会社として東区の和白にあり、その後
マルティグラス株式会社となって、現在は有限会社
マルティグラスとして宗像郡津屋崎町に本社、工房があります。
マルティグラスの製造方法は主に宙吹で行われ、昭和13年生まれの職人、山下富生氏を筆頭に福岡県美術展や日点、伝統工芸展など多数の入選歴があります。
使用にあたっての注意点は、食器類を含め熱処理は施してあるものの、耐熱ガラスではありません。コーヒー、紅茶などはもちろん大丈夫ですが、ガラスが熱くなっているところへ氷を入れたり急激な温度変化では破損する恐れがあります。また、
マルティグラスの名前は、Multiple Layer Glassから由来したもので、手創りでしかでない色彩のガラスを重ね合わせて作り上げたほかに類を見ない製品です。クラフトマンの熱い情熱と炎が一体となり、輝きの結晶を生む優美な世界は、福岡が誇る美術工芸品の一つと言えます。

手付ボウル。マルティグラスの製品の多くは、その用途を限定しない、花器、食器、灰皿、室内装飾品、はては茶道具として…幅広く用途があります。

淡い桜色のガラスに白い花弁が散ったような、大皿。

桜吹雪のようです。

↑と色違いの大皿。

淡い黄緑のガラスに白い玉。

白い霜降り状のガラスに、桃色のアクセントの大鉢。

内側が真紅、外側が白、の大鉢。小鉢とのセットでしたが、小鉢はすでに売約です。

白と青の鳴門状フリル鉢。

マルティグラスには珍しい食器、カップ&ソーサー。

何色って言えないような不思議な色。強いて言うなら、土星の輪の色…

干支の置物シリーズも定番です。これはヘビ。

トリさん箸置き。

ゴブレット。

純銅製のコップ。常温の日本酒が好きな人には特におすすめです。時間がたっても変にぬるくなり過ぎない、何度口をつけてもひやりとした飲み口ですいすいお酒がすすみます。今夜もナミナミと…

ピカルディじゃないですよ、国産品です。やはり同じ丈夫なグラスというのでも日本製は繊細さが感じられます。

青い色被せ切子の酒杯。

吉野硝子製。

三本脚の電熱器。

ボンボン入れ。

万華鏡のような色柄。

これ、ほとんどの人が持ってみてオッ!という声を上げる、型吹きのコップ。見た目に反して軽いんですね。プラスチックですか?と聞かれることも多いです。