2010/09/15
急に朝晩が涼しくなりまして、ひと心地ついたと思いましたら、ストーブはまだ出ないんですか?というお問い合わせを数件いただきました。今年は、10月の上旬からの販売予定です。今しばらくお待ちくださいませ。
以下、それぞれに個性的な水屋タンスが2種類、その他もろもろ本日入荷分です。

戦前の背の低いタイプの2段積み水屋箪笥。

上段は、一見水屋には見えない観音開き。透明のプレーンなガラスなので中身が明瞭に見えます。見せる食器棚や、本棚、飾り棚としても。

地震には弱い観音開きですが、その利点はドアを開けたときに全部が一望できること。あの食器、どこに入れたかしら?ということがなくなります。

下段の上部には、クラシックな引き手のついた引き出しがふたつ。

下部の引き戸をあけると、中身は2段にセパレート。重ねて収納できる平皿を。

まん丸の引き手の中には、三日月のような象眼。細部のつくりに凝っているのが戦前の日本家具の特徴です。
奥行きも薄く、背も低いのでかなりコンパクトでひと味変わった印象を与えます。戦前の家具は日本人の平均身長に比例して現在のものよりもだいぶ小さなものが多いです。時代とともに大きくなった若い人には目新しいサイズでしょうし、時代に取り残されたわたしのようなおチビさんには、実用的なサイズです。背伸びしなくても最上段のものが手にとれるって、感激です。また、和風に転び過ぎないデザインですので、和洋室問わずお使いいただけます。

もう一つの水屋箪笥。こちらは通常サイズ、同じく移動に便利な上段と下段がセパレート式。木色は黄色味の強い明るい色目です。壁が白で、床が明るめのフローリングのお部屋におすすめです。

最上段には4枚の引き戸。ふすまのような並びが個性的。

引き手はモダンな細い楕円形で和洋折衷。

その下、中身が見えそうで見えないモールガラスの引き戸を開けると棚板1枚で2段。

実用的で人気の収納型テーブル付。複数の食器を出すとき、しまう時、ともにここに乗せて作業ができるので非常に便利。

下段の上部には引き出し3つ。たっぷり収納です。

一番下は、キャラメルのような格子の飾窓つきの引き戸。

左側3分の一は、吹き抜けで大きな壺も入ります。実用には水筒や保温ポットを収納したりできます。

残り右側は、上下2段にセパレート。随所に快適に使う工夫のこらされた水屋箪笥です。

大人っぽい金色の腕時計。

リコーのダイナミックオート。未オーバーホールですが、ご希望でしたらOHも承ります。

大ぶりの銅やかん。

青切子の小鉢。

ごてごてしすぎない上品なカット。

ダルメシアン親子。

妙に色っぽい河童2匹。

バスケット型お裁縫箱。

間仕切りも何もなしの明快なバスケット。よくある木製の持ち手つき裁縫箱とくらべて一番よいのは軽いところ。手芸屋さんに売ってある裁縫箱って、それだけでものすごい重さなのでうんざりします。

バスケットタイプにありがちな災難は、鍵がちゃんとしまってなくて、取っ手を持ったときにガバと開いて中身をぶちまけてしまうこと。可愛らしい鍵がついています。きちんと閉めましょう。