シルバークイーンの話

当店では今年初顔のストーブです。おそらく最初で最後だと・・・。

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かなりインパクトのあるアラジン社のシルバークイーン

アラジンはおなじみの対流型のブルーフレームだけではなく、こんな反射型のものもあるんですね。一部のストーブ好きの男性にはとても人気のあるものですが、女子にはわかりづらい魅力です。

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反射型の名の通り、後ろの反射板で反射された熱が前面にブワーっと放出されるわけです。対流型のブルーフレームとはお部屋の暖まり方が異なります。背面には熱が伝わらないので壁に寄せて使うことができます。しかもマッチいらずのワンタッチ着火なので楽です。

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去年はパーフェクションで魚を焼いて大変なことになってしまったお客様がいらっしゃいましたが、反射型のタイプなら、お芋やお餅は焼けます。どんどん焼けます。

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このシルバークイーン、とても重い。灯油を入れてないのに重い。灯油を入れたらとても持てたものじゃありません。だから背面にくっついている灯油タンクは取り外しができます。2筒ありますので暖かさも2倍。一般的な日本の反射型ストーブと比べると格段に暖かいです。点火後の暖まり方の早さも秀逸です。

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もちろん芯は新品に交換済みです。ほかに類を見ない個性的なストーブですが、いったんハマるとどっぷりその魅力に取りつかれてしまいます。どうぞ気をつけて。

フジカとブルーファイアーの話

今日は少し変わり種のフジカブルーファイアーの話。現在店頭にありますのは以下の2台。

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フジカブルー。

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ブルーファイアー

共にボディはクリーム色とピンクの可愛らしいものです。そしてともに名前にブルーがつきますようにアラジンと同じく燃焼炎がブルーです。温かみのあるピンクのボディと炎のブルーの対比がもう堪えられませんね。スイカに塩をかけるような非常にコントラストの効いた日本的デザインだと思います。



フジカは現行品も人気ですが、様々な色、形のストーブが作られているようです。

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これは以前入荷していたフジカブルーですが、かなりの大型で熱量も相当なものでした。

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今回入荷分は上半分にガードが付いているところは同じですが

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タンクの上になぜか銀色の斜めになったガードがあります。こちらのほうが年式が新しいのか、給油口と燃料計とつまみが正面に寄せて付けてあるので便利。暖まり具合はアラジンには若干劣るもののパーフェクションよりかは暖かい、といった具合です。フジカも芯の入手が困難な機種なのですが、これは新品に交換しています。







そしてもう一台はブルーファイアー。商品詳細は過去ブログ記事に拠るとして
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色、デザインの可愛らしさでは群を抜いていると思います。

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今回入荷分は琺瑯の傷みもほとんどなくなかなか無いほど美品です。もちろん芯も新品に交換済みです。

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ぜひぜひ女性にお勧めの1台です。

商品入荷のお知らせ

ミシンテーブル、本日入荷してます。


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脚がストレートなタイプです。

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いかにもアンティークといった古いタイプではないので、天板も明るい色調の木目のきれいな板を使っています。

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新しい家具ともなじみの良い雰囲気に仕上がってます。










そして何かと最近お尋ねの多いトランジスタ時計。2台入荷してます。

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セイコーですがソノーラ台頭以前のものだと思います。オリジナルは妙な擦りガラスが入っていたのでモールガラスに替えました。

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練乳色が優しい雰囲気です。




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もう一台はのっぺらぼうのトランジスタ。これはソノーラ。

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突発的な事故で文字盤が真っ白になってしまいましたが、それはそれでモダンデザインじゃないかということで。数字が盛り上がっているので時刻はきちんとわかります。






そのほか

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まさにチューリップなグラス。




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蓋付寸胴ガラス瓶。デッドストックです。

ニッセンとパーフェクションの話

まだまだ昼日中は暑いですが、ひきつづき石油ストーブの話。今日はニッセンパーフェクションです。




まずはニッセンから。てっきりお洋服の通販の会社と間違えてしまいますが、会社名は「日本船燈株式会社」です。略してニッセン。古いタイプの大型タンクのほうが人気ですが、現時点で店頭にあるのはIS-3フリージアです。

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新品だとまばゆいばかりの金ぴかですが、使い込んでいくとだんだん落ち着いた色合いに変わってきます。

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てっぺんは盛り上がっているのでヤカン等はのせられません。本格的に暖をとるには向かないお飾り的なストーブですが、見た目のユニークさと着火時の美しさが個性的な1台です。4.5常から6畳くらいのお部屋向きですが、昨今の機密性の高いマンションだとこれでも十分暖かいという指摘もあります。

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着火時。おうちで船気分が味わえます。

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現在店頭に底板ありとなしの2台あります。底板には着火時に芯を引っぱりだす棒が付いていますが、なくても指で引っぱれます。個人的には底板がないほうが移動時にスネを打ちつける心配がなくてよいと思っています。










そしてパーフェクション。ボディがガラスで炎の揺らめく様子を楽しめるのが特徴で女性に根強い人気です。

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特徴に関しては過去のブログ記事を参照していただけますとよろしいかと思いますが

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人気の理由はやはり見た目の格好良さ、木製家具と相性の良い茶色のボディと、ガラス越しの炎の揺らぎが天井にも映って非常に豊かな暖かい気分になれます。

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個人的にはガラスにPERFECTIONと浮き出ているのが密かに洒落ているとおもいます。

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現在店頭にあるのは頭がドーム型のタイプです。


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タンクもピカピカでもちろん芯も新品に替えてます。パーフェクションは本体を手に入れても芯の入手に難儀する人も多いようです。当店へもたまにお問い合わせがありますが、芯の販売のみは行っておりませんのでご了承くださいませ。

アラジンブルーフレームの話

一番有名な石油ストーブでしょう。もとはイギリスのアラジン社の物ですが、現行品は日本製です。石油ストーブを初めて購入してみようという方は、いろいろ見た結果やはりアラジンストーブに落ち着くことが多いようです。



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現在入荷しているアラジンストーブは4台、すべて39型です。現行品のひとつ前の型となります。IRから現行品まで様々なモデルチェンジを経ておりマニアにとっても楽しいストーブでしょうが、当店はうんちくの店ではありませんのでその辺は割愛します。今年はいまのところ、15型が1台入荷予定があります。


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↑の2台の天板。

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あと2台。

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どれもおおむね美品です。少しずつ塗装の状態とか変わってきますので、価格もそれに応じて15,000円から20,000円となっております。当店の商品はすべて分解清掃、整備済みで芯に関しては全て新品に交換しておりますので正しく使えば3年はそのままお使いいただけます。また芯交換に関しましても有料にて行っております。


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39型に関しては、つまみの部分にあるロゴマークが2種類です。ブルーフレームヒーターと書いてあるものと
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アラジンのランプのマークの入っているものと。これは新旧によるものではないようですがどちらかといえばランプのマークが入っているほうがかわいいかもしれませんね。




毎年書いていますが、アラジンストーブの良さといえば




1 他社ストーブに比べ着火しやすい
2 燃費がいい
3 推奨してはいないが上にやかん等が乗せられる(お湯を沸かすことができる)

対するデメリットは

1 芯周りの掃除がこまめに必要
2 正常炎の認識を誤りやすい



といったことがいえます。特に39型はつまみがまわしやすく、着火時に少し回すだけでよいので楽ですし耐震自動消火装置が付いているので安全です。当店のお客様もはじめの1台にアラジンを購入されてストーブの使い勝手の良さに開眼し2台目、3台目に別のストーブをお求めになる方が多くいらっしゃいます。入門編としては最適のストーブでしょう。

石油ストーブ入荷のお知らせ

今日で連休最後、秋分の日ですね。今月に入ってからストーブに関するお問い合わせを多数いただいておりましたので少し前倒しで今日から店頭に並べています。順次ブログでもご紹介していくつもりですがお知らせまでに。

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手前からニッセンのフリージア、アラジンの39型アイボリーとグリーン。

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手前から茶のパーフェクションフジカブルーブルーファイアー


それからバーラーに、当店初入荷のシルバークイーンまで総勢11台。色々取り揃えてございます。どうぞじっくりと店頭で見て触ってあなたの生活スタイルに合ったストーブを見つけてください。選び方、使い方、メンテナンスの方法、疑問点など店頭にてお尋ねください。石油機器技術管理士の店主が対応いたします。なお、お電話やメールでのお取り置きはいたしておりませんのでご了承くださいませ。

アイゴー

今週は動物愛護週間です。


福岡市の市政だよりによると、動物園内の科学館にて「知っているようで知らない犬と猫のことについてパネル展示します」と書いてありましたので、行ってみました。猿山もカバも見ずに一路科学館へ。ところが、ないのです。そんなパネル展示は。

あるのは犬猫の適正飼育に関するお達しだけ。だまされた・・・。最近はもっぱら法令を振りかざして猫は室内飼育することを推奨しているが、これにも私は同意しかねる。パンフレットには「猫が屋外で生活すると、迷子になったり、病気や交通事故による怪我など危険がいっぱいです」と書いてあるけれども、そんなことを言うなら人間だって同じである。そのうちに「日本人の子供は数が少なくて貴重なので20歳までは屋内で育てること」にでもなるのかと思う。

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ペンギンを愛護。

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カメを愛護。

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ネコも愛護。