2009/08/26
昨日今日と急に秋らしい涼やかな気候になってきましたが、そうなると来月からの単衣の着物に心が向かいます。身にまとった時のとろりとした縮緬の重さが恋しい季節です。
久々に珍しいもの入荷してます。
和ガラスの
オイルランプ。割れ欠けなしの完品です。昭和の初期ころでしょうか。

土台の美しい青。

灰色がかった色味。

細部まで美しいです。お見事。実用品としてよりも鑑賞用にいかがでしょうか。美しいものは見る人をも美しくします。

そしてもう一点、こちらも
和ガラスの
オイルランプですが残念ながら一部欠品です。見合う部品を探すか、鑑賞用としてならこのままでも。

土台はでんぷんのりのような色と質感の乳白色。

上部は黄緑色のガラス。こちらのほうがガラスとしては珍しく面白味があります。

威風堂々のMADE IN JAPAN。

清水焼の土瓶と湯呑のセット。

割合古いものですが、斬新な色遣いです。最近は急須やお茶葉が自宅にない人が増えているそうですが、大人の女性ならお茶くらいは(煎茶でも番茶でも)お気に入りのものをゆっくりいただきたいものです。

真っ黒でよくわかりませんが、片足上げのおさるフックです。

夏も終わりですが、うちわ。

懐かしく愛らしい山笠うちわ。

蓋付きの切子ピッチャー。

韓国製のカギ。

両端に獅子付き。

切子蓋付き入れ物。砂糖よりも塩を入れたくなります。調味用のちょっといい塩とは別に、手頃な自然塩をこういう蓋付き入れ物に入れてすぐ手の届くところに置いておくと便利です。外出から帰ってきたときのうがいとか、まな板を使ったあとにパラパラまいてザーっと流せば匂いもすっきりします。
マルティグラスの皿。中くらいの大きさなので玄関に置いてカギ入れにしたり、携帯専用置場にしたりと用途は幅広いです。何より美しいのが良い。
今日、買い物に行った折に書店で常盤貴子さんが表紙の「美しいキモノ」を見かけてあまりの美しさに惚れぼれした。個性的な濃い色の着物をなんなく着こなしその上で着物より本人の個性が際立っていていいなぁとおもったのです。昨今の若い女優さんがただと着物に着られてしまって同じような顔に見えてしまいますので、やっぱり女は歳とってなんぼ。パラパラと中身をめくってみたら常盤貴子さんのインタビューでアンティーク着物や古いものが好きです。と書いてあった。あんなに美しい人に愛でられるモノは幸せだろうなと思うとともに、いにしえの上質な美しいものによって磨かれあの美しさを醸し出しているのかもと思った。きっと美の相互作用である。