2007/12/10
石油ストーブの替え芯の話
中古の石油ストーブを購入した方が直面するのが、替え芯の問題でしょう。アラジンストーブは、現行品がありますので替え芯は15型用のものと,そのほかすべてに適応する16LPが販売されています。
そのほか、国産品はほとんどが廃盤もしくはモデルチェンジのために替え芯は手に入りません。まめに、ヤフーオークションを見てそのメーカーの純正品が出品されていないか探す、または骨董市等をまめに覗いて探してみる、といった方法しかないでしょう。1960年代にはストーブばやりで需要がたいそうあったので、メーカーだけでなく代用芯専門の会社もありました。現在もあることはあるんですが、生産はしていないので在庫限りという状態です。大阪のミキシンとか。ここは会社のマークが三木→ミキ→ミッキー→ミッキーマウス?ということなのか、どこからどうみてもミッキーマウスの偽者のようなねずみのマークでとってもかわいいです。マークまで代用。
外国製のストーブの場合、パーフェクション、バーラーなどが一番お困りの方が多いようですが。メーカー純正芯はたまにヤフーオークションで見つけることが出来ますね。そのほか、アメリカに行く友人や、向こうに住んでいる人にたのんで探してもらうという手もあります。
以前、ちらりと書きましたが。ニッセンのフリージアの芯。これはガラス芯ですが、パーフェクション、バーラーに転用できます。正確に言うと転用が利く場合もあります。100%ではありません。石油ストーブは意外と個体差があるのでまれに純正芯でさえきちんと合わないということもあります。アラジンの16LPは最近つくりが粗雑になってきている気がしますが、芯の方のつくりが悪いためにきちんと装填できないこともあります。その辺の判断はやはり、初めて芯交換をする人にはわからないところですね。
骨董市等でストーブ本体を安く手に入れたとしても、芯がなくなっていたり探すのが困難な芯であったりと、なかなか満足に使える状態にするのに手間がかかるものもあります。たまにアラジンの部品が一部欠品しているのに気づかずに(売るほうも買うほうも)売買している人も見かけます。
ご用心。