夫のしごと

今日は夫の仕事ぶりをちょっと紹介しようと思います。

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こんな、ペンキ塗りのガラスケース枠。このままでも良いじゃないかと思われるかもしれませんが・・・

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ちょっと剥がしてみると、立派な楢材のきれいな木目が。

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ブーンっと。粉まみれ。


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所要時間3時間弱。とってもステキなガラスケースに。せっかくのいい素材なのにべったりペンキ塗りではあまりに可哀相。

木製家具類の修理、お手入れはどの程度までするのかが難しいところだと思います。仕上げにニスなんか塗ってしまうとぴかぴかで経年の木目の良さが消えてしまうし、かといって雑巾で拭いただけでは木に艶が出ない。というより仕事をしたとは言えない。

古いものは、やむを得ず板を剥がした時に見えない部分に丁寧なしごとがしてあったりして、数十年前にその家具を作った人の思い入れが感じられたりします。そのあたり着物と同じですね。古い着物を座布団皮にでもしようと思って解いてみたときに、中にすごくきれいな布が縫いこんであったりしてびっくりすることがあります。

今は大量生産の物がほとんどですから、こういった作り手の感情を感じることが出来るものが少なくなりましたね。見えない部分は手を抜けるだけ抜け!というしごとを見てしまうと悲しくなります。古いものに惹かれるのは、古いものが愛情を持って作られているからかもしれません。

目のこけし、ならぬ目の肥やし

わたくし妻が居眠りしながら一生懸命書いているこのつたないブログをご覧になった方からお問い合わせを多数頂き、もうほんとに感謝感激、ヒデキも感激するなら、こけしも感激。でございます。

当店の石油ストーブの販売価格は12,000円から38,000円くらいまでです。アラジンは流通量が多いので必然的に価格は安いものもご用意できます。芯が残り半分あって交換するまでもないというものや、塗装の損傷が激しいものは安くなります。

パーフェクションバーラーは流通量が少ないので必然的にお値段高めとなってしまいます。しかも,仕入の段階である程度状態の良いものを選りすぐっていますので、やっぱりお値段に反映されます。たまに状態の良いものと悪いものが隣り合わせて並んでいることもありますが目の前で比較してしまうと状態のいいほうに目移りしてしまうのは人情でしょう。


ストーブって不思議なもので入門編としてアラジンを使ってみるうちに、だんだん他のものも欲しくなってしまうんですねぇ。あの部屋にはパーフェクション、この部屋にはバーラーという風に・・・勝手にお部屋にあったストーブを想像してみたりして。

まあ、石油ストーブはメンテナンスさえすればめったなことでは壊れませんので、石油が買える限りは使えると思っても差し支えないでしょう。となると、一生のお付き合いになりますから、ゆっくりじっくり選ぶのも楽しいと思います。だんだんと目も肥えてきますから。

皆さんに楽しんでいただけるように、このブログも日々精進いたしたい所存です。

あなたのストーブ、芯交換時期ではありませんか?

たまに、ヤフーオークションにて真っ黒になったストーブを見かけます。


どういうことかというとパーフェクションバーラーに多いのですが、筒の中が真っ黒ということです。これは、が発生したためですが、なぜが発生したのかを考えないで、壊れたとかもう寿命だと思ってしまう方も少なくないようです。石油ストーブはそんなに簡単には壊れません。どつきまわして馬乗りになったりしない限りは。


の発生は、灯油の不完全燃焼から発生します。不完全燃焼は主に芯の下げすぎ、もしくは芯が燃え尽きてなくなってしまったときに発生します。と、いうことは・・・・


簡単です。芯を交換すれば解決します。



一概に芯の寿命が何年かは使い方次第なのでなんとも言えないのですが、新品に換えたものですと一般的に3年は使えると思って良いでしょう。空焚きなんかしちゃうと駄目ですよ。1年でパーです。

まあ、簡単でないのが芯の交換なのですが。アラジン、ニッセンは説明書にも交換方法が書いてあるので器用な人ならご自分でも出来るでしょう。バーラーパーフェクションになるとやっぱりお近くの石油機器管理技能士にお願いしたほうが確実でしょう。



あなたのストーブ、芯の交換時期ではありませんか?

14時開店のひ・み・つ

当店は14時開店です。


遅い・・・とお思いですか?


そのわけは、午前中は寝ているから・・・・ではありません。断じて違いますよ。ほとんどの方が、当店の開店時間を知って「いいですねぇー、ゆっくりで。」と仰いますが。


わが夫はとても早起きです。朝5時ごろには起きています。そのあとはお昼過ぎまで作業、もしくは仕入に向かいます。古物業界では、市場、競り(せり)と呼ばれる集まりにてオークション形式で商品を仕入れるのが一般的です。その市場に物を出品する職業もあるわけですが。その市場が行われるのが、朝とっても早い時間です。しかも、売って買って精算となるとお昼過ぎになります。だから世の古物屋はお昼過ぎから営業のところがほとんどです。古物業界ではごく一般的な開店時間といえます。


毎日市場があるわけではないので、それ以外の日は別の仕入をしたり、仕入れたものを修繕したりします。ストーブの分解清掃とか・・・ガラス類はきれいに洗って、傷んだ木製家具は修理します。塗装もします。たまに営業時間内に間に合わないほど忙しいときもありますのでその場合は、夫に代わって(役に立たないが)わたくし妻が店頭に立ちます。


先日も、おとなりのあまねや民藝品店の奥様に、「開店前に3組もおきゃくさんきてたわよー、もったいないからもっと早く開けられないのー?」といわれてしまいましたが・・・精一杯頑張っての14時開店です。

白パーフェクション入荷のおしらせ

今年も大人気、パーフェクション

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定番商品とは一味違う・・・




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白パーフェクション入荷。当店では初めてです。

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なかなかいい顔してます。

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天板は一箇所はがれがありますが、全体に美品。

これ、スタンダードタイプと一緒に写真を撮るのを忘れてしまったのですが、だいぶ大きいのです。タンクと芯はスタンダードと同じものですが、ガワタンだけがデカイ。せいたかのっぽです。
タンクも芯も同じものなのであたたかさはスタンダードと変わらないと思います。

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↑白バーラーと似てますけど、白パーフェクションのほうが冷たいホワイトにシルバーが効いててさっぱりとしたデザインです。男性に好かれそうですね。



あと、以前お知らせしてました、アラジン現行品と同タイプのアイボリーが入荷したんですが・・・
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ブログに載せる間もなく売れてしまいました。また頑張って入荷します。



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我が家のキンチャクキリストーブ

今日は、我が家の石油ストーブをご紹介します。

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国産昭和金属工業製ブルーファイアー。通称ピンクちゃん。(我が家だけの呼び名)



この、ブルーファイアー、何かに似てませんか?


そうです、アラジン。これでも改良版のほうなのでカラーリングがピンクとアイボリーのツートンカラーというのがなんともキュートなストーブなんですが。初期のころのブルーファイアーは本当に色から形までアラジンIRにそっくりなものでした。1960年ごろは、石油ストーブは外国製、その中でもアラジンが一番!!!国産は劣る!!!という時代でしたので、日立なんかも同じようにアラジンに似せた形のものを作っていたようです。


辛口批評の暮しの手帖でも日本製にまたもや泥を塗ったストーブ!!!とかきんちゃく切りストーブ!!! (巾着切り転じてスリや泥棒の意)などと酷評されていましたがこの形になってからは暮しの手帖ランキングでも上位に食い込んでいます。

アラジンIRに酷似したタイプは使ったことがないのでわかりませんが、このピンクちゃんはかなり使い勝手が良いです。広い部屋には向きませんが。我が家のおにゃんこ様もご機嫌でストーブにあたっています。このストーブの点火方法は少し変わっていて、持ち運ぶときの取っ手を(写真では後ろ側にあるので見えませんが)ぐぐぐっと手前に持ってくると、筒状の部分がにゅーっと上に持ち上がります。そしてつまみを回して芯を繰り出し着火。そのあとまた取っ手をぐぐぐっと後ろ側に戻す、という手順です。アラジンのように筒部分を横に倒さずに済むので大変良い。

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ブルーの炎とタンクのピンクのコントラストがかわいいです。

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黒人のシンボルマークもかわいい。

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タンク部分は熱くならないのでたまに、タンクに寄りかかって寝ているときもあります。


今年は店頭入荷はまだありませんが予定は未定。去年は3台同じものを販売しました。あまり数が出回っていないので常時在庫というわけにはいきませんが当店ではおすすめ機種です。たまにヤフーオークションで珍品アラジンストーブ。こんなアラジン見たことない!!!などと出品されていることもあります。ひゃひゃひゃ。

新商品入荷

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変な顔のねこねこねこねこねこ


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鎖でつながれたシュールなリスの親子


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はだかんぼうのキューピーの群れ


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和製ムンクの叫び土人形


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ガオー


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ガオー